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メイキング トホホ日記

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つまずいたり、こけたり…。U35の試みの舞台裏を伝えます。時々、更新します。
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2021年11月の記事一覧

U35世代がニュースを選ぶということ(U35メイキングトホホ日記その3)

 「新聞アレルギー」とか「地域ニュースは要らない」とか厳しいお言葉に直面し、当時は打ちひしがれて口内炎ができてしまったデスクA(51歳、女)です。困惑するU35チームの私たちがどうしたかというと‥。もう答えはよく分からないので、いろいろ試してみることにしました。  といっても、決して投げやりとか、極端に走るとかではなく。新聞づくりに携わる私たちの感覚が時代に合っているのかどうか、あらためて考え直してみようと、社内のいろんなメンバーと話し合っている。  頭で考えるだけでは答

地域ニュースは要らない?!(U35メイキングトホホ日記その2)

 2021年11月5日にスタートを切った「中国新聞U35」。noteを始め、ツイッター、インスタグラムのフォロワー数などを、「一つでも増えますように」と、日々、祈るように見つめているデスクA(51歳、女)です。  走り始めたばかりの「U35」をいち早く見てくださった皆さま、本当にありがとうございます。始まっておよそ1週間、どんな反応をいただいているかというと‥。  「この記事面白かった」「読んで刺激を受けました」など好意的な受け止めもあれば、種々の叱咤激励もある。その中で、

ぐさり「新聞アレルギー」(U35メイキングトホホ日記その1)

 「若い人には『新聞アレルギー』がありますねー。つまらないモノっていう固定観念っていうか。毛嫌いされていると思った方がいいですよ」  起業して1年、という27歳男子は、爽やかな笑顔でそう言い放った。2021年8月、冷房の効いた広島市中区のおしゃれなコワーキングスペース。「新聞についてどう思います? 正直なところを教えてください」と尋ねた私に返ってきたのは、見事なアッパーカットだった。  初めまして。中国新聞社のデスクA(51歳・女)です。そうですよね、アレルギー。少しは、