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比の具体的問題と解き方

中学受験は比が大事という以下の記事。
大妻2023では12問中6問で比を使っている、という話も書いた。

「1個」からの卒業、比/単位の「1」という概念

今回は比の問題の解き方の解説。
ちょうど良い問題があったので具体的に説明する。

この問題が解ければ偏差値60くらいまでの学校で中盤までに出てくる問題に対応可能なレベルと言える。

解き方は以下の通り。

「1/7と5100円を使った残りのお金の3/5を使った最終残りが全体の1/10」という日本語を理解できるか。
割合が1/7,3/5,1/10と3つ出てくるが、それぞれ基となる数(何に対する割合か)が全体、残りのお金、全体、と違っているのが混乱する点。

思考ツールとしては丸や四角を使うとわかりやすい。
全体に対する割合は丸で書く。
残りのお金に対する割合を四角で書く。

2行目の丸1/10=四角2/5というのが受け入れられるかどうか。
これが元記事で書いた数の概念の話。

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