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「大妻女子中学」の算数を解いてみた

背景・主旨・総論

2022年の大妻女子中学の入試算数の1回目を解いたので、その感想考察。
以前2回目の方は解いたが記事にしておらず印象が薄れてきたので改めて解いてみた。

 なぜ入試問題を解いているのか、についてはこちらの記事「子供に勉強を教えるなら真っ先にやるべきのこと」を参照。

解いてみた全体の感想

まず難易度。過去に解いた学校と比べると以下。

豊島岡>>>女子学院>>鴎友>頌栄>大妻=富士見=共立>山脇

2~30分あれば全部解けるレベル。

大問は10個。
どれも大問というか小問なので量は多くない。
1分で解けそうな問題もあれば少しややこしい問題もあった。

大問1~4:基本問題

全て1,2分で解けるレベル。
整数問題「20から30までの整数全部をかけた時の0の数」だけややこしいかも。
因数5の数だけ数えれば良いと知っているかわかれば一瞬。

大問5,6:速さと時間

旅人算というのか速度算と言うのか知らないけどそういうの。
速度の違う二人が追い抜いたりするやつ。
5と6が似てる問題で6の方がかなり難易度が下がる。
6は不要だと思った。

大問7:数列

ピラミッド型の数列。
個数の数え方がわかってれば解ける。
小問2つの難易度に差がない作りが謎。
(1)解ける人は(2)も解けるし逆もそう。

大問8,9:平面図形

良問っぽい。
難易度を上げず典型問題ではなさげなのが大妻で出すのに適してそう。

大問10:立体図形

こっちは典型問題。
円周率のややこしい計算をさせないのは好み。
(最後π×4000になって、細かい計算が少ない)

合格者平均とか

合格者平均が74.3、受験者平均が61.1らしい。
1問7,8点らしいので4問落とすときつい。
計算ミスを考えるとそれなりの難しさを感じる。



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