見出し画像

240313◇十和田現代美術館へ行った話

ずっと行きたいと思っていた場所。
常設展は写真OKとのことで、ゆっくり観ながら、写真を撮って歩いた。気に入った作品と感想を残したいと思う。音声ガイドを聞きながら観た。芸術に詳しくないけど、分かったような気になれるね。

花の馬

入館する前から既に芸術が始まっていた。雪景色の中、鮮やかな色彩が目を引いた。

4メートルのご婦人

最初に現れる作品。皮膚や血管の様子が本当にリアル。動き出してもおかしくない。サイズが大きいから怖さもあるが、目は穏やかで。不思議な気持ちになった。

肺胞みたい

脚立で登り、この中に頭を、多分子供なら体も、入れることができる。自分もこのバルーンの一部になった気がした。

天井には穴

白い壁、白い家具だけの部屋。上から生えているナニカ。

アザラシ!

テーブルとイスに登り穴から顔を出すと、無機質だった部屋から自然が広がる。そしてナニカの持ち主、アザラシを見つけた。

数の暴力

シャンデリアに見えるが、これ全部人形が肩車して構成されている。命の繋がりを感じる。

かかんで、こんにちはしてきた。

マーモットらしい。つららが付いて寒そう。ガラス越しではなく、外に出て、かなり接近して観られるのが面白い。中から見られているので、動物園にいる動物の気持ちになった。あんまり見ないでほしい。

突然の森

展示室に突然、切り取ってきたかのように森が現れた。木の皮や土が本当にリアル。横から人工的な土台を見ることができるので、その対比が面白かった。

わからん、わからん

分からないなりに、近未来を感じた。左にあるヤギのような動物。実在しないらしい。限りなく居そうで居ないことが面白かった。

美術や芸術に込められた想い・意図を100%で分からなくても観ていいものだと思った。正しく理解する為の場ではなく、凄いな!とか綺麗だ!とか心を動かし、日常に波が起こす場だと思うので。他の美術館も行きたいな。

【おまけ】

もちろん草間彌生

美術館の正面の広場や、美術館に面した通りにはたくさんの作品があった。日常の中に、ふいに入り込んでくる作品たちというギャップが興味深かった。

今回1番のお気に入り

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?