LIVE Carnival 202401 虹トロ常連への道
はじめに
2024年1月に開催された第15回 LIVE Carnivalにおいて3回連続、4度目の2000位入賞、虹トロフィー獲得を目指した取り組みの記録です。
前回8月開催時の記事は下記です。
今回の結果
サムネイルにも出ていますが、今回の最終結果はこちらです。
前回開催以降ハイスコア環境はさらに加速し、私レベルの音ゲー力でも40万VPに乗せられる時代が来てしまいました。
今回の2001位ラインは373,360VPとのことで、10th BOOTHがイベント楽曲固定でボーダーが低下した前回の2001位ラインの339,797VPや、同じく10thが自由選曲だった前々回の345,985VPと比較すると30,000VPくらいは伸びています。
インフレの影響は明らかであり、これに付き合ってきた忠実な信者であるか否かが結果を分けたと言っても過言ではありません。しかし、過去の私からしてみれば3桁順位は憧れの対象でしたので、そこに初めて入れたのは素直に嬉しいです。
以下で環境の動向やそれに合わせた準備についても簡単に触れていきます。
環境動向について
前回開催時にも環境に大きな影響を与えたトリコロール・スパイク/ユニゾン持ちについては、前回の2名(2種類)から4名(4種類)に増加しました。
LIVE Carnivalの開催は今回で15回目で、過去からCarnivalランクSSSには3回を1セットとしてVo、Vi、Daのいずれかのアピール値に特化した編成を求めるBOOTHが配置されていました。
3の倍数回目の今回は概ねVo型で確定だろうと想定していましたが、Vo特化型のトリコロール・スパイク/ユニゾン[おしゃべりはエンドレス]喜多見柚の実装は11月末であり、2か月連続のスパイク実装となることから、12月末にはスパイクは増えないのではないかとも思っていました。
また、LIVE Carnivalが開催される直前のシンデレラフェスでは特化アピール値の合う限定アイドルが実装されることが多く、その場合4回連続でVo特化のBlanc限定となることからも、スパイクはもう少し時間を掛けて普及させるのかと考えるようになっていたので、[純白の聖女]望月聖のVi特化での実装は(キャラ的にVo型っぽい点も含めて)やや意外な印象を受けました。
いずれにせよ、従来からLIVE Carnivalは全タイプ楽曲でどれだけスコアを出せるかの勝負という側面が強く、増えてしまった以上は曲がりなりにでも4名全員を編成に組み込めたかどうかが今回の明暗を分けたと言えるのではないかと思います。
そして、スパイクに並ぶ2023年のインフレの柱がドミナントアイドルの実装です。
シンデレラフェスBlanc限定のアイドルを主体とした編成が全タイプ楽曲で強力なのに対して、ドミナントアイドルは各属性の楽曲のハイスコア環境に対するテコ入れとなりました。
現時点で4名(4種類)のドミナントアイドルが実装されていますが、今回のLIVE CarnivalのSSSランクにおいては、分かりやすく「その4名を持ってたら強いですよ」というBOOTH配置となっており、信心が試された格好です。
また、もう1つ見逃せないインフレ要素が「最初から」機能の追加です。
これによって実質的にスタミナの制約なくフルコンボへの挑戦やスコアの出し直しが可能になりました。
また、編成を見直してスコアを出し直したいという場合に要する時間も従来より大幅に短縮されたと思います。
音ゲーの実力に劣るプレイヤーにとってはフルコンボまで粘りやすくなり、上位層のプレイヤーにとってもスコアを厳選する手助けとなっているため、幅広い層でハイスコアの向上や、ボーダーラインの上昇にも寄与していると思われます。
準備段階について
編成面
前々回~前回の間では新規のSSレアがわずか9種類しか加入していませんでしたが、今回は温存していたアニバーサリーのプラチナスカウトチケットや、9月末に実施されたプレミアムタイプセレクトガシャ/プレミアムシンデレラフェス(いわゆる闇鍋)から加入したSSレアアイドルがいたほか、限られた回転数の中で運良く引くことができたケースもあり、かなり戦力を増強して臨むことができました。
中でも、プラチナスカウトチケットで加入した11秒ミューチャルの[アナタに捧ぐカリーニョ]ナターリアや[秘密のブルーローズ]結城晴についてはわざわざ選んで獲得したこともあり、かなりの期待を懸けていました。特に晴に関しては前述の通り今回Vo特化編成が必要となる可能性が高かったので、自分の中ではほぼ必須という位置付けでスカウトしました。
また、先述したドミナントアイドルについても、手持ちで唯一の13秒ミューチャルのまゆと噛み合いそうなことから[ラブリー・ラブミー]渋谷凛については若干粘りましたが、それに加えてプレミアムパスの単発で[スプラッシュ・マイ・ラブ!]佐久間まゆを引けたのは幸運でした。
選曲面
選曲に関してはそれほど意識的に練習を積むことはありませんでしたが、9月末開催のLIVE Paradeの期間中に松永涼の誕生日があり、その日の流行曲になっていた「認めてくれなくたっていいよ」の難易度MASTER+を触ってみた所、以前はできなかった箇所でも可能性を感じ、その後の「ススメ!シンデレラロード」のイベント中にフルコンボに成功しました。同楽曲は7秒楽曲として一定の適性があることで知られていたので、本番で選ぶかどうかはともかくとして一度はフルコンボできた状態にできたのは意味があったと思います。
この他、インターバル期間中のイベント曲では難易度MASTER+で楽曲Lv28のものについてはある程度こなせたものの、楽曲Lv29以上でフルコンボに成功したのは「HALLOWEEN GAME」くらいでした。
以上のような状態で今回の開催に臨みましたが、以降では実際の編成や選曲について紹介していきます。
編成・選曲について
1st BOOTH
今回のイベント楽曲については、事前告知の段階で「3人が歌う」とあったので、GRAND LIVE非対応と考えられていた方も多いのではないかと思いますが、実際その通りでした。ということで、1st BOOTHはよくあるイベント楽曲固定BOOTHです。
SSSランクに昇格して各BOOTHを眺めたところ、6th/7th BOOTHをVo型の9秒と11秒で、8th BOOTHはVi型の11秒の編成で行くのはほぼ確定という感じでした。その結果、残る1st BOOTHと9th BOOTHを手持ちで組めそうな7秒のVi型と9秒のDa型から選択して埋める、ということになりました。
イベント楽曲「Come to you」については、どうやら7秒の編成が11秒よりもわずかに優勢で、9秒の編成はそれらと比較すると一段落ちるようでしたので、自然と1st BOOTHには7秒Vi型の編成を割り当てることに決まりました。
編成の中身に関しては、直前のシンデレラフェスBlancまでにトリコロール・スパイクの[愛されたがりベイビー]棟方愛海を迎えることができなかったのですが、必ずどこかのユニットには編成すべきと考えていたので、上限3枠のゲスト枠の1つをここで愛海に使用しています。また、手持ちで編成内に3属性を揃えるために、センターをPa属性でノワール限定の[雄王邁進]向井拓海としています。
センターをモチーフにしてリフレインを編成するよりもこちらのような編成の方が高いスコアが出るらしいということは後になって知りましたが、結果的にPa属性の欠損が怪我の功名となった格好です。
2nd BOOTH
2nd BOOTHは今回のSSSランクで唯一のCu属性楽曲指定のBOOTHです。
Lv29やLv30の楽曲については自分の実力ではちょっとフルコンボが難しそうでしたので、Lv28楽曲からの選択となりましたが、いずれの楽曲も事前にはフルコンボの経験がありませんでした。
当初はLv28の課題曲の中ではスコア面で最も優れている「Sing the Prologue♪」に挑戦していましたが、どうもできそうな気配が感じられませんでした。最終的にはイベントで実装された当時はスライドに苦手意識があってフルコンボできていなかった「さよならアロハ」に取り組むことにし、フルコンボに漕ぎ着けました。
編成に関して言うと、ドミナントの横に配置するミューチャルやオルタネイトは13秒に合わせない方がスコアが出るケースもあるという話は聞いたことがありましたが、上記の通りフルコンボの再現性に不安があったことから、スコアの安定性を重視して中確率発動の特技持ちを採用しない編成としました。
BOOTH効果もアピール値290%上昇と控えめな方なので、このBOOTHに割く時間を少しでも減らそうという考えもありました。イベントが終わってMASTER+フルコンボの石をもらいに行こうと思ったらかなり苦戦させられてしまったので、考え方としては悪くなかったかなと思います。
3rd BOOTH
3rd BOOTHは唯一のCo楽曲指定BOOTHとなっていますが、BOOTH効果はアピール値340%上昇と、属性楽曲BOOTHの中では4th BOOTHに次ぐ大きさです。
現状唯一のCo属性楽曲に対応したドミナントアイドル[孤星のプライド]城ヶ崎美嘉を所持していないので、ドミナント以外の編成を考える必要がありましたが、やはり2nd BOOTHと同様に特技が確定で全発動となることを優先して、コーディネイト入りのブレスミューチャル編成を選択しています。
このBOOTHでの課題曲は全体的に楽曲Lvが低めで、その中でスコアの面ではLv29の「春恋フレーム」が最も優れており、Lv28の「初夢をあなたと」がそれに次ぐということになっていそうでしたが、いずれもイベント前にフルコンボ経験はありませんでした。
この2曲のどちらで挑戦するかに関しては、当初はサビ中に毎回ミスしていた「初夢をあなたと」よりも、いわゆる「理論接続」は早々にできていた「春恋フレーム」の方が希望があるかと考えていたのですが、実際のところそうでもありませんでした。
むしろ、行き詰っている中で「初夢をあなたと」に再挑戦した際に、右手のスライドの方をミスしていると思い込んでいたポイントで実際には左手側を取り損ねていたことに気付き、これは脳が慣れたら見込みがあるなと思い直しました。何をミスしているか理解していないうちはミスはなくせないという好例だと思います。
4th BOOTH
4th BOOTHは5th BOOTHと共にPa属性楽曲指定で、BOOTH効果がアピール値380%上昇と今回の属性楽曲BOOTHの中では最大となっています。
このBOOTHの課題曲は難易度MASTER+での楽曲Lvが29に統一されていましたが、選曲の面では昨年10月のイベント開催時にハイスコアランキングで3桁順位に入ることができて良いイメージがあった「HALLOWEEN GAME」に早々に決定という感じでした。Lv29楽曲の中では比較的フルコンボしやすい部類だと思いますし、譜面が特徴的で楽しい一曲です。
一方で、編成については多くの紆余曲折がありました。
まず、昨年のイベントの時にこの楽曲はどちらかというと11秒の編成が優勢だったように記憶していたので、後述の5th BOOTHの11秒編成で始めたのですが、後になって逆の方が総合的には得しそうだということに気付いて配置を入れ替えています。
次に、ミューチャルのコピー元に適したアイドルがPa属性だとかなり限られてくることから、ゲストからオーバードライブの[グロリアス☆フィーバー!]大槻唯を借りてスコアを出してみたりもしたのですが、結局はCOMBOボーナスの特化アピール値を妥協し、所持枠のみでの編成としています。その辺りの判断の根拠については後の項でも触れます。
5th BOOTH
先述の通り今回2つ目のPa属性楽曲指定BOOTHです。
課題曲の難易度MASTER+での楽曲Lvが下は27の「ミツボシ☆☆★」から上は31の「EVIL LIVE」までと幅広く、腕前の差が出るBOOTHですが、あまり頑張らずにLv28の課題曲の中で唯一フルコンボ経験があった「スパイスパラダイス」に決めています。
Pa属性のミューチャルは所属枠内に3名(3種類)いましたが、9秒でVo/Da特化の[メリー・メニー・プレゼント]十時愛梨は今回10th BOOTHに回すことにしており、同じく9秒の[スウィートらぶコール]大槻唯との比較になった時に、ドミナントの[スプラッシュ・マイ・ラブ!]佐久間まゆと組めるのはVoアピール値に優れる唯の方ということで、必然的にこの5th BOOTHには残った[アナタに捧ぐカリーニョ]ナターリアをセンターに据えた11秒のミューチャル・オルタネイト編成を配置しています。
先述の通り、当初はこちらの編成を4th BOOTHに充てていましたが、考え直した際に確認したところ、この11秒の編成が楽曲との相性の面でも優れていたようでしたので、それを確かめてスコアを出し直す時間を捻出してくれた「最初から」機能の恩恵はここでも大きかったと思います。
6th BOOTH
想定通りのVo特化BOOTHとなったのがこの6th BOOTHと7th BOOTHです。
私の所属枠だと7秒のBlanc限定の所持率が低いため、ここでは9秒の編成に7秒スパイクの[おしゃべりはエンドレス]喜多見柚を混ぜた編成で臨んでいます。スパイク4人は絶対編成を今回のテーマとしていたことから迷わずゲスト枠を使用していますが、後で確かめるとやはり秒数が不一致な分スコアの上昇幅はやや控えめでしたので、全体最適を考えた時に最善策だったかは怪しいところもありましたが、そこは今後の課題としたいと思います。
選曲についてはあまり言うことがなく、毎度おなじみの楽曲を選択しています。
7th BOOTH
7th BOOTHは6th BOOTHと異なりスパイクを入れようがないので、従来のライフスパークル型の編成で、楽曲も従来から強いことで知られているものを選択しています。
特技が確定全発動であり、白雪千夜や久川凪には他のBOOTHでも出番があると想定されたことから、順番的には一番最初に着手したBOOTHでしたが、GREATが若干多かったのと、リザルト画面のスクショを撮り忘れていたことからイベント期間後半にもスコアを出し直しており、そのために魔法の時計を浪費しています。
8th BOOTH
毎回恒例の通称「スターランクBOOTH」です。
4th BOOTHで検討したゲスト枠の使用を取りやめたのは、結局のところこちらでスターランク20のアイドルを借りた方が強いということがはっきりしたからです。
以前からそうした方が良いのではないかと考えていたことはありながらも、十分な検討ができていませんでしたが、都合スコアに20万点以上の差が付いたということで、これまでの自分が何を考えるフリをしていたのかが正直よくわかりません(笑)
スパイクに割くゲスト枠は2つ以下に収めたいと考えていたこともあり、開催直前に実装された[純白の聖女]望月聖は引くまで回す覚悟で加入頂き、こちらのBOOTHで起用するためにスターレッスントレーナーチケットをひとまず2枚使用しています。
9th BOOTH
こちらも恒例の通称「ポテンシャルBOOTH」です。
このBOOTHには9秒Da型の編成を配置することが多かったのですが、センターに配置する9秒ダンスモチーフの[夢見りあむしか勝たん]夢見りあむを10th BOOTHに回していたり、スパイクの[パルファム・ゼラニウム]三船美優を編成していたりしている関係上、7秒と9秒を混合したような編成になっています。
今回美優には新たにプロデュースレシピを投入しましたが、佐藤心の方は一応我慢しました。
選曲については9秒編成に適性のある楽曲から適当に見繕いましたが、6thや7thとの兼ね合いでも大ハズレを踏んではいなさそうでしたので、その点はひと安心という感じです。
10th BOOTH
過去には毎回「Starry-Go-Round」でスコアの叩き合いをするのは嫌だという声も一部で聞かれましたが、前回の「無限L∞PだLOVE♡」固定を経て帰ってきた今回はまさしく実家のような安心感を感じる、そんな10th BOOTHです。
過去開催時はCu属性のアイドルを中心とした編成で臨んでいましたが、今回は自称木村夏樹担当で関連するSSレアが強く使えそうなこと等からPa属性軸の編成にも可能性を感じました。
4秒のパッションアンサンブル[パワー・オブ・ノヴァ]本田未央にもイベント出演アイドルのボーナスが乗ることも後押しになりましたし、供給源が増えてきたルナシャインの使い道としてメモリアルガシャで現状唯一の13秒アンサンブルである[スロウ・サマー・ヘヴン]十時愛梨が存在し、10th BOOTHでのゲスト枠使用を回避できるということもあって、実際に初めてPa型の編成の使用に踏み切りました。
3桁順位を目指す上で最後まで粘ったのがこちらのBOOTHでしたが、ユニットBに採用するオールラウンドはPa属性ではなく、イベント出演アイドルのボーナスを受けられる[SOUND A ROUND]松永涼にした方が10万点くらいスコアが上がることについては最終日目前になって初めて気付きました。
それまでの検討が不十分だった部分もありますが、イベント期間終盤に最後のもう一押しができたことについては満足しています。
おわりに
「最初から」機能追加のおかげもあって終盤まで気分良く遊ぶことができ、成績の面でも過去最高のスコアと順位を記録できました。
インフレに付いて行くのをやめることを選択したプレイヤーが抜けたという側面もいくらかはあると思いますし、公式からのアナウンスに関連して「あと何回あるのか」みたいな悲観論も一部で聞かれますが、自分は楽しいと思えるうちは遊び続けていきたいなと思います。
最後まで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
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