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我が家に「バリ島移住」のキーワードが浮上した頃

こんにちは。夜中にトイレに起きる、なかだいらです。
このnoteでは長男ナオ、次男リョウが発達障害の診断を受けた流れ、その後バリ島で育て直しを行った体験の記録を、本人の許可を取ったうえでつづっていきます。
バリ島へ行ったのが2009年。まずはそれまでの日記を出していきます。#059

2008/1/28「バリに」

叔母とバリ島旅行に行っていた母が帰って来て、こんなことを言った。

バリ島は良かったよ。子どもたちの目がキラキラしていて。
案内してくれたお礼にと、現地の子どもにお菓子を渡したら、

ぱぁっと、お花が咲くような笑顔

で笑ってくれたの。とても素直な良い笑顔。

話を聞けば聞くほどバリに引っ越したいと思う。
いいなー、バリ。

2008/1/30「学校の問題」

バリに移住したら(←もう行く気)子どもたちの学校をどうするか妄想中。
調べ始めたばかりだけれど、選択肢としては

 1.インターナショナルスクール
 2.ローカルな現地の学校
 3.私立の学校(1,2の間くらい)

がありそう。1はすごくお金がかかる。3は教育にかなり熱心。
2は午前中だけで終わり。

釣った魚の数を数えられる程度の学力でいいかな~、と思うけど、夫に言ったら怒られるだろうな。

長男は川で釣りをして、自由に創作活動。
次男にはケチャダンスを覚えさせる。
夫はココや子どもたちと遊びながら自由にお昼寝。
私はネット環境を整えて、いまと同じオシゴト&ドルフィンスイムツアーのコーディネート。
完璧じゃない?

公務員という約束された安定を捨ててバリに移住するなんて、義母さんは許してくれないだろうな~。たぶん我が家で唯一の常識人である夫もなかなかウンと言ってくれないだろう。

まずは、1ヶ月くらい母を調査に行かせて、その後1年くらい夫以外の家族で語学留学して、その間を夫の検討期間にしようかな。
本当に移住しそうで怖いよね。突飛な人生って大好き。

2008/1/31「電気代がっ!」

1月の電気代が36,959円だった。
数字が分からない私でも、これはちょっとかかりすぎなんじゃない?と思う。
どうどう? みんなの家はどう???

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平均気温27度のバリなら暖房費はかかりません。
平均気温27度のバリなら暖房費はかかりません。
(とりあえず2回言ってみた)

2008/2/1「インドネシア語」

バリには杉の木が無いから花粉症のニンゲンにとっては過ごしやすいとよー。

で、インドネシア語。

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ロゼッタワールドで勉強しようかな~。
インドネシア語が書けるようになったらすごいよね。
猫って書いてあるんだよ、3枚目の写真。
まだ読めないし書けない。

2008/2/5「バリ島移住計画(妄想)」

バリ移住計画を着々と進めています。(頭の中でだけだけど)

洋服を買うときも「バリでは使わないよな~」とか、仕事も「これならバリに引っ越してからも続けられるぞ」とか、必ずバリフィルターを通過してしまいます。
ビョーキですね。ある種の。
結婚とか出産とか起業とか、どれも先に結論ありきで、あとは実際にやっちゃってから必死に勉強したりお金の工面をしたりと試行錯誤する日々だった。
今回もそうなると面白いんだけど♪

よりエキサイティングに生きたいわ~!
↑夫が最も嫌がりそうな言葉。

2008/2/6「馬キャンセル」

あー。今日も雪が降っていどぅ~。
月曜日に引き続き、今日もキャンセルです。
馬。

乗馬体験に行く予定だったのよー。
結構近くに乗馬クラブがあることを知って即「体験乗馬させてくださいっ!」と申し込んだのですが……。
残念。

この前、夫に「来週は馬に乗ってくるよ」と伝えたら「なんで?」と聞かれました。なんでって、難しい質問じゃない?
「馬に乗りたいから」としか答えられなかったよ。
うちの夫は「鎌倉に呼ばれたのでいま大仏前にいる」とか「バリに移住する」とか「馬に乗りに行く」とか、すべてて理解できないようです。
隣り街の神社に行きたいと伝えたときも「神社に行って何するの?」と聞かれた。難しい質問ばかりするひとだ。

ここのところ、夫は体調不良で今日も病院に行っています。
小学校やこどもルームや保育園でまで「バリに引っ越されるって本当ですか?」と聞かれるので、ストレスが発生しているのかな。
だったら、いっそのこと行ってしまえば良いのにね♪

さて、馬の予約を改めて入れねば。
バリって馬いるのかな~?

■当時をふりかえって補足 2021.10.27
すべてはこの、2008.1.28の母のひとこと「バリ島の子どもたちはぱぁっと、お花が咲くような笑顔だったよ」から始まったのです。
この言葉を聞いた瞬間、完璧なる直感で「あ、バリ島に行きたい」いや「バリ島に行く」と決まったのでした。
うちの子どもたちは素直な笑顔ができているかな?
そう考えたらもう、選択肢はバリ島に行くしかないと思えて。
生命力を充電して、子どもたちの息を吹き返さないと!
もっと自然の中で、のびのびと、人間らしく。

あともうひとつ、生活の中で「不足や不便」を体験させたいという気持ちもありました。テレビがあって当たり前、ゲームがあって当たり前という生活から「無い」生活に変えたいと思っていました。
そういう色々なことが全部、母のひとことで爆発したのです。
でもこのときはまだ、1年後に本当にバリ島へ引っ越すことや、4人目の赤ちゃんが生まれるなんて、予想はしていませんでした。
これから1年かけて住居や学校の調整、仕事の整理、夫の説得(家族で移住ではなく、夫と猫は日本留守番組になります)、夫の職場や義母の説得などなどなどなどー、全部やります。子どもも産みつつね。怒涛です。
当時の日記を振り返ると、つくづく夫に申し訳ないと思いますね。
よく結婚生活を維持してくれているなぁと。感謝しかないです。

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