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田んぼの中のラベンダー

お馴染みの皆様、こんにちは。はじめての方、はじめまして。
ポケモンと旅する癒し系スライドショー作家のCHテイルズです。

前の記事で、6月に見かける花として見落としていたラベンダー。アジサイと合わせて、この時期に見に行きたい花の一つとして記事を起こすことにしました。とはいえ、アジサイに比べれば、この花が見られる場所が圧倒的に限られてきますし、自生している場所もありませんので、栽培されているラベンダーで入場可能な場所に見に行くことになります。

¶ 関東近郊で見られる場所とシーズン

まずは、筆者が調べ上げている関東周辺のラベンダーの名所リストをここに掲載します。私が気づいていない場所もあるので、そういう場所は、こっそりと教えて下さい。

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筆者がチェックした関東周辺のラベンダーの名所

おそらく、関東の平野部で最も有名なのは、一行目の嵐山町の千年の苑ラベンダー園ではないでしょうか。実のところ、まだ行ったことがないので、どんなものなのかわからないですが、規模の大きさから考えて、かなりの見応えがあるものと思います。ただ、今年2020年は、前年の台風被害復旧のため閉園中だそうです。是非とも来年には行きたいですね。が、後はコロナがおとなしくしてくれるかどうか次第なのでなんとも言えません。
さて、残る平野部の名所ですが、千葉県在住の筆者には近場と言えるのが、佐倉ラベンダーランドです。近いし行ってみよう、と、考えたのは昨年の事、それまで、こんな場所にラベンダー畑があるとは全く知りませんでした。
残りの高原地域の話は、また別記事で致します。

¶ アクセス

まずは、この場所へのアクセスからお話しします。公共の交通機関でのアクセスルートは、まず、京成本線でユーカリが丘駅まで参ります。ここまではほぼ一択です。東京駅起点で調査すると、ユーカリが丘駅までは、ほぼ1時間で来ることができます。

図1

ここからは、電車を使うルートとバスを使うルートの2つがあり、バスの方が目的地近くまで行くことができます。
電車の場合、ユーカリが丘駅始発の山万ユーカリが丘線に乗り換えて女子大駅で下車、そこから30分歩きますユーカリが丘線は20分に1本、まあまあの頻度で来るので言うほど不便というわけでもありません。となるのですが、はて、山万ユーカリが丘線とは何ぞや?鉄道に詳しくない方は、聞いた事もないのではないでしょうか。というわけで地図を見てみましょう。

山万ユーカリが丘線は、ユーカリが丘駅から北側にちょろっと出ているスプーン型の線で、5つの駅で構成されている小規模鉄道です。この街のすべての住居から徒歩10分以内に駅を配置し、みんなの足となることを目的に建設、運行されているもののようです。地域のニーズに合わせた交通手段なので、車両もミニサイズです。コミュニティバスの鉄道版という感じです。

こあら1号

ちなみに、ユーカリが丘だけに列車名はこあら号ですが、上の写真のこあらちゃんとは別に、しっかりとイメージキャラクター(Yukari Line girls)がおりまして、それは萌えキャラです。最近、ReBirthしちゃったそうですよ。

地方の鉄道路線も、結構、油断なりません。

さて、話は元に戻して、女子大駅の先に参りましょう。目的地の佐倉ラベンダーランドは、この駅を出て、和洋女子大学のセミナーハウスの脇を通り、T字路を左折し、北の方角に30分程、進んだ場所にあります。

この徒歩ルートですが、森と田んぼと荒地の中を歩いていくもので、住宅が少ないエリアとなっています。

佐倉LLルート

自動販売機の影も形もない

住宅が少ない場所、これはもう自動販売機も少ないという重大な要素を考えておかねばならず、特に夏場、こういった場所を歩く場合には、できるだけスタート地点で飲料を補充しておく必要があります。このルート上も、駅ともう一箇所くらいしかありませんので、駅で補充しておくと良いでしょう。目的地では、ラベンダーの季節には、おみやげ店が出ていますので、そこで飲み物を補充することは多分可能です。
バス路線の方は、佐倉市コミュニティバスの志津北側ルートという循環路線です。ちょうど山万ユーカリが丘線の外側を走行する路線で、こちらを使う方が下車地点から目的地が近いという利点があります。ただ、本数が2時間に1本程度と非常に少ないため、時刻をしっかりと合わせないと喫茶店で時間をつぶすことになります。詳しくは、佐倉市コミュニティバスのページでご確認ください。

で、ここまでが筆者が知っていたルートなんですが、今年からなのか、なんと、土日限定ですが、ユーカリが丘駅から楽にアクセスできるルートができてました。それは、佐倉ラベンダーランドの隣には合掌の郷という墓地があるのですが、ユーカリが丘駅からこの合掌の郷行きというバスがあり、これを利用できるそうです。10時、11時、12時の3本だけです。6月という時期は、墓参の時期ではないので、とても便利なルートかもしれません

¶ 着いた所は・・・

徒歩ルートでやってくると見えてくる違和感、それが目的地。違和感の正体は、田んぼの中から見てるポプラの木(だと思います)です。

ポプラinたんぼ

水田のむこうにポプラ

北海道を代表する木の一つポプラ、ラベンダーを想起させるという意味で、とても良い素材です。ただ、田んぼの中からそれが見えるというシュールさがなんとも・・・左に、ゴルフの打ちっぱなしの練習場が無く、こちらにも田んぼが広がっていたら、さらに不思議な光景だったかもしれません。筆者は、こういうの好きですけど。で、この手前に広がっているのがラベンダー畑です。近くまで来てみると・・・柵もなんもなく、あ、勝手に入っちゃダメよ程度のものはありますが、基本的に、ここに広がる田んぼと同様の扱いといった感じ。畑への入口も何もないので、入場料もないです。大変、ありがたい事です。カンパはあるかもしれません。
でも、花の咲きっぷりは、すばらしく見事です

佐倉LL2

でですね、場所柄なのか、季節柄なのか、わかりませんが、ここのラベンダーには、ミツバチとモンシロチョウがたくさんやってきてました。ハチがいるからと言って、ぬい撮りしていて刺されそうになるという事はなかったので気にしなくてよいのですが・・・ちょっと怖いですよね。

佐倉LL3

ラベンダーの中に見える白い点がモンシロチョウ(レンズの汚れではない)

ラベンダーの他にもサルビアが植えられている畑もありました。

佐倉LL4

サルビアとラベンダー共通点は・・・わからん

¶ 田んぼの中の薄紫スライドショー

それでは、こちらへ訪問した際のポケモンたちの様子をご覧ください。

千葉県に出現した北海道、如何でしたか?カントー民なら、飛行機不使用でちょびっとシンオー地方の気分が味わえるのではないでしょうか。
ちなみに多くの公園がコロナで閉園する中、ここは開いてます。というか、そもそもゲートがないのですから、閉めようがありません。いつでも訪れる事ができます。ラベンダー祭り自体は今年は中止のようです。

¶ 併せて行きたい訪問地

一応は京成本線沿線という場所柄を考えると、次のような所と併せて訪問する日帰り旅がおススメです。

1)成田山新勝寺、成田山表参道
大変有名な成田の観光地です。特に説明する必要もないですね。こちらと併せて訪問する場合には、先に成田山へ行った後、ラベンダーランドに行くのが良いと思います。というのも、こちらは、余りに人気の観光地であるがゆえ、時間が遅くなると大変混雑するからです。ここは、午前中の早い時間に訪問しおえてしまうのが良いですね。

2)佐倉城址公園、佐倉武家屋敷群
京成佐倉駅の南側に位置する、城跡に作られた公園と、今に残る古い武家屋敷群で構成される町並みです。このエリアは坂道が多く、それ自体も良い雰囲気の道もあったりするので、写真家には非常に嬉しい撮影地です。竹林に挟まれたサムライの古径「ひよどり坂」が有名ですね。
尚、武家屋敷については撮影の許可とかがいるみたいなので(個人まで適用されているのかわかりません)、写真撮影の目的で訪れる際には観光案内所で詳しく内容を聞いておくと良いでしょう。

3)佐倉ふるさと広場
京成佐倉駅の北西側、印旛沼の南岸に位置するところにあり、風車と花が有名です。風車はオランダ製、水汲み用の本格的なもので、回っているとかなり迫力があります。こちらに植えられた花のシーズンには、花と風車とを絡めてみる風景が、なかなか素敵です、残念ながらラベンダーのシーズンでは、咲いている花がないので、併せて訪問は少々寂しいかもしれません。アクセスは京成佐倉駅から循環バスで10分。興味がわいた方は以下のURLを参考にしてください。ひまわりが咲いてくれればねぇ・・・
http://www.city.sakura.lg.jp/sakura/flower/

¶ 結び

ハイ。というわけで、いかがだったでしょうか?内容が薄かった?
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