見出し画像

200825_対面の効用

出社するのは週に1回、多くとも2回という状態になり、ミーティングはオンラインでの実施が標準となった。所属部署では週に1回メンバーで集まる曜日を決めていて、業務の進捗状況を共有する定例会のようなものを実施している。今日は出社日にあたる日だったのだが、対面でも実施することの大切さを認識した。

オンラインだと話者にしか注意が向かないが、対面だと話者以外の参加者の反応に気を配れる。例えば、表情を観察すること、独り言やため息をキャッチすることが挙げられるだろう。それにより、意思決定者や決裁者が何を気にしているのか、本当のところ助けを求めているのか、または指示や依頼をしたいのか、など胸のうちを探ることが可能になる。オンラインでは”聞く”になりがちだが、対面では”聴く”ができると言ってもよいかもしれない。

今日で言えば上司が助けを求めていたように感じたので、定例会後のミーティングで質問してみると、予想は見事に当たっていた。今まで当たり前だった対面でのミーティングをより良くするための気づきがあったのは、オンラインが主流になったからこそだと思う。新しい何かを試すことで、当たり前をより良くすることができると再認識した一日だった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?