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201003_経営から評価されたアウトプットを振り返って②

経営から評価されたアウトプットについて振り返りをしている。前回は現状分析、課題抽出、施策提案の三つの観点のうち現状分析について触れた。今回は課題抽出について振り返りたい。

前回書いたように、ファクトの収集には手間をかけた。そのうえで、いくつかの軸で分析を試みた結果、”どこ”に問題がありそうかを特定することができた。そこからのステップで留意したのは、一足飛びに施策を立案するのではなく、”なぜ”その問題が起きているのかを仮説として言語化するプロセスを踏んだことだ。

このプロセスを経ないと、○○が低下している、だから○○を高めよう、といった実効性のない提案になってしまう。知的成果を出すうえで本来大切なプロセスであるのに、現状分析という作業に満足してしまうと、このような対応をしてしまうことが発生し得る。

出した仮説を課題(仮説)として昇華するうえで、今回はメンバーと議論し最終的に3つの課題(仮説)にまとめ上げた。議論については、自分がたたきとして出したものが3つだったこともあり、それをベースに議論が進んでしまったところがある。もう少し、間口を拡げて提示し議論を通じてシャープにしていければ、よりよい施策立案につながったかもしれない。

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