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犬吠埼灯台・出雲日御碕灯台訪問記 -『星屑テレパス』聖地巡礼
ボナヴー!¹
今回は、漫画『星屑テレパス』(大熊らすこ/芳文社)の灯台のモデルとなっている、千葉県銚子市にある犬吠埼灯台と島根県出雲市にある出雲日御碕灯台に行ってきました。
この記事は東京大学きらら同好会 Advent Calendar 2023の24日目の記事です(遅刻)。23日目はあをもみじさんによる「コミケで丸いぼざろ本を作った話」、25日目はKaori Asama(浅間香織)さんによる「願いの物語:『ハッピーセピア』『星屑テレパス』の陰陽と、宇宙人の歌【ちょっとだけネタバレ含む感想】」という記事でした。
『星屑テレパス』の灯台について
『星屑テレパス』の灯台のモデル
漫画『星屑テレパス』(略称:星テレ)において重要な役割を果たしている灯台。
そんな灯台には4つのモデルが存在することが原作者・大熊らすこ先生によって明かされています。
清水灯台(静岡県) :立地
エグモント岬灯台(ニュージーランド):外観
犬吠埼灯台(千葉県) :フレネルレンズ、窓ガラスなど
出雲日御碕灯台(島根県) :吹き抜け螺旋階段
前回の記事では、モデルになった灯台のうちの1つである、静岡県静岡市の清水灯台についてご紹介しました。
星テレについての紹介などもございますので、ご存じない方は以下の記事をご覧ください。
2023年10~12月にTVアニメが放送され、12月25日に第1期最終話が放送されました。
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さて、今回はモデルとなった国内の灯台のうち、残り2つの犬吠埼灯台と出雲日御碕灯台に関する記事となります。
こちらの2つの灯台は、上でもご紹介したように、星テレの灯台作成にあたって主に内部を参考にされた灯台となります。
明内ユウ達が過ごしていた灯台を感じることが出来ますね☆
『星屑テレパス』国内灯台比較表
(※準備中)
犬吠埼灯台について[1-3]
![](https://assets.st-note.com/img/1704206860379-6pHpCWhtCx.jpg?width=1200)
犬吠埼灯台の歴史・特徴
犬吠埼付近は小島や岩礁が多く、長年海の難所となっていました。
国内の灯台建設に関する慶應2年(1866年)の江戸条約に犬吠埼灯台は含まれていなかったものの、航海の安全に非常に効果的であると認められ、灯台の建設が決まり、明治5年(1872年)9月28日着工、明治7年(1874年)11月15日に完成・初点灯を迎えました。
今では、経済産業省の近代化産業遺産や国の重要文化財などに指定されています。
犬吠埼灯台は「日本の灯台の父」と言われているリチャード・ヘンリー・ブラントンにより設計・施工監督が行われ建設された灯台となります。
ブラントンが設計した日本の灯台は26基あり、有名な灯台としては、尻屋埼灯台(青森県)、御前埼灯台(静岡県)、潮岬灯台(和歌山県)などが挙げられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704202779521-LFwIZtJagF.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704203032446-qkrUATKEeb.jpg?width=1200)
ブラントンによって設計された灯台の1つ。石造りで明治の洋風建築として国内に数少ないものの1つであり、近代化産業遺産にも登録されている。
![](https://assets.st-note.com/img/1704205381431-RUSv2NRXKm.jpg?width=1200)
犬吠埼灯台へのアクセス
銚子駅から銚子電気鉄道に乗り、犬吠駅(最高だぜ!銚子!アイドルマスター SideM 犬吠駅⁴)下車徒歩10分ほどのところに位置しています。
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正面の建物が駅舎であり、左手側にホームおよび線路がある。
新宿駅から銚子駅までは、特急を使わない場合、総武線と総武本線⁵に乗って3時間ほど、東京駅や錦糸町駅で特急しおさいに乗り換えた場合は2時間ほどで辿り着くことが出来ます。
犬吠埼灯台まで片道3~4時間ほどを見積もって行くといいでしょう。
銚子駅から犬吠駅までは運賃片道350円ですが、銚子電鉄一日乗車券「弧廻手形」が700円で販売されているため、往復するだけでも一応一日乗車券を買っておいて損することはありません。銚子から乗車する場合、一日乗車券は車内で購入することが出来ます。沿線の協力店では提示により割引サービスを受けることが出来ます。
また、スマートフォンで購入できる電子版の一日乗車券もあります。こちらは600円となっていてお得ですが、弧廻手形のような提示による割引サービスを受けることは出来ません。
2024年1月4日~2024年2月28日の期間中は、「サンキュー♥ちばフリーパス」(3,970円)および「サンキュー♥ちばフリー乗車券」(4,790円)が発売されます。
連続する2日間、千葉県内のJR線および銚子電鉄を含む私鉄5社、東京湾フェリーやその他バスなど、様々な公共交通機関が乗り放題になる切符です。
後者のフリー乗車券の方は、都区内の駅からフリーエリア内の駅までの往復乗車券が付いています。両者の差額は820円であるため、東京メトロ沿線から乗車される際は東西線で西船橋駅まで行き、西船橋駅からサンキュー♥ちばフリーパスを使った方がお得です。
1~2月に犬吠埼灯台にお出かけになる際に便利です。
犬吠埼灯台訪問記
犬吠埼灯台の様子
新宿から犬吠駅まで乗り換え含めて3時間半ほど。疲れますね。
千葉県だからすぐだろうと思っていたのですが、静岡に行くのと大差ありませんね。
犬吠駅到着後すぐには灯台は見えません。
東へ進み、高浜虚子の句碑や閉館した犬吠埼マリンパークの付近まで来ると灯台上部が見えてきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704273222493-wE2FSntmBQ.jpg?width=1200)
「犬吠の 今宵の朧 待つとせん」と刻まれている。虚子が昭和14年(1939年)に詠んだ句。
句碑は昭和27年(1952年)に建立された。
![](https://assets.st-note.com/img/1704273500866-fy4GCAMuPi.jpg?width=1200)
2018年1月に閉館となった。現在も建物は取り壊されていない。
![](https://assets.st-note.com/img/1704273606101-ROCHJZ9l0y.jpg?width=1200)
さらに少し歩くと広場が現れ、灯台全体が見えてきます。
ここまで来たらもうすぐです。駅から計10分ほど歩きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704274322183-C3ZplMuoNx.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704289468521-IsDSRqhpaw.jpg?width=1200)
写真右側には白いポストがある。(影のみ写っている)
門の左には「灯台に エレベーターは ありません 階段は九十九段です」という看板がある。
![](https://assets.st-note.com/img/1704289478972-MjT2sQ3Hwy.jpg?width=1200)
ここから手紙を出すと願いが叶うと言われている。
このポストへ投函された郵便物には銚子郵便局の風景印が消印として押される。
入り口の門を過ぎたら左手側の受付に寄りましょう。
中学生以上の方は参観寄付金として300円を払う必要があります。
敷地内では灯台内部に入って登ることができるだけでなく、灯台1階部分の展示室や、犬吠埼灯台資料展示館、霧笛舎(むてきしゃ)、旧倉庫などにも入って見学することが出来ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704290518010-K9ytTte5XF.jpg?width=1200)
真ん中が上部へ登るための階段がある入口。右側の入り口は展示室。
手前にある小さな白い塔のようなものは日晷儀(にっきぎ)という日時計。
左側に見切れているのが犬吠埼灯台資料展示館。
では早速中に入っていきましょう。
犬吠埼灯台は2023年11月15日に149歳を迎えました。U149の仲間ですね⁶。
清水灯台と違って一般公開されている灯台であり、階段は幅広でコンクリート(?)で固められているため隙間から落ちる心配も要りません。
上り(登り)も下りも同じ階段であるため、すれ違うのはやや大変です。
99段の階段をひたすら登っていきましょう。
20段毎に表示があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1704291885632-XGXRXv8AHh.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704291940453-mtLP47gP04.jpg?width=1200)
「今年で犬吠埼灯台は149才になります」という掲示などがある。
![](https://assets.st-note.com/img/1704296257652-ePvHqoJMQ1.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704292040649-s8U2nNVDga.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704292334358-pHXBEwYxFU.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704292429057-jn3pPDOBzp.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704292519597-VuztIATQRO.jpg?width=1200)
「この消化器は邪魔ですが 重要文化財ですので 設置してあります。」
99段登りました!
やったー! 登り切っ……
![](https://assets.st-note.com/img/1704292864200-Cd4nzBFK8v.jpg?width=1200)
てない!!!!!
入り口にも他のところにも99段って書いてあったのに……
実際に登らなければならないのは99段+15段で114段です。
まあ文句言わずに残りの15段も登りましょう。
合計114段登り切ると、目の前にはでっかいフレネルレンズ……
![](https://assets.st-note.com/img/1704293522576-0DOp0HJwar.jpg?width=1200)
現在は特殊車輪型回転装置らしい[4]。
を支える巨大な回転装置。
隙間からかろうじてレンズを見ることが出来ます。
これ以上登ることは出来ません。
![](https://assets.st-note.com/img/1704294501534-m9fTqOlGPj.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704294543327-y2Bzp4ruyy.jpg?width=1200)
一般の人が登ることは出来ない。
外に出ましょう。
扉は割と大きめです。
![](https://assets.st-note.com/img/1704295321263-Ny9bv0zsG6.jpg?width=1200)
この日は快晴。犬吠埼の絶景が待ち受けていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1704295676950-E96GkWLIeh.jpg?width=1200)
君ヶ浜や銚子ポートタワーなどが見える。
![](https://assets.st-note.com/img/1704295698154-SfOzQx3g8Z.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704295704787-8mvWFHmAVY.jpg?width=1200)
大量に写真は撮りましたがキリがないのでこれくらいにしておきます。
星テレにおいて一番重要なレンズや窓ガラス部分はここから見ることが出来ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704296062577-AKJ3Ix6PfY.jpg?width=1200)
一等四面閃光レンズ。
充分満喫したので降りて他の建物に入ります。
真面目に書いてたらアドカレ一生終わりそうにないので、この節はこれ以降写真で語っていきます。キャプションでお楽しみください……
![](https://assets.st-note.com/img/1704296839071-XZgaAuQoqV.jpg?width=1200)
灯台の目の前にある。
![](https://assets.st-note.com/img/1704296881808-gQYvxRG67v.jpg?width=1200)
影で時刻が分かるらしい。撮影時刻は13時52分。
犬吠埼灯台内部の展示室です。
![](https://assets.st-note.com/img/1704362891235-270I99B0Rh.jpg?width=1200)
左には海上保安庁のマスコットキャラクター・うみまるのパネルがある。
うみまるは1998年4月10日生まれの25歳。4つ下の妹・うーみんがいる。
![](https://assets.st-note.com/img/1704363317104-qYhGJW9Snd.jpg?width=1200)
2014年に在籍していた全校児童による「10年後へのメッセージ」が収められている。
犬吠埼灯台150周年を迎える今年の11月15日に開封されるとのこと。
旧霧笛舎です。
![](https://assets.st-note.com/img/1704363840534-F5aW7jc2Aa.jpg?width=1200)
灯台の裏側にある。犬吠埼灯台初代レンズや霧笛音響装置などが展示されている。
犬吠埼灯台と共に国の重要文化財に指定されている。
![](https://assets.st-note.com/img/1704364289059-ehnHRcGFIc.jpg?width=1200)
フランス製の一等八面閃光レンズ。
太平洋戦争により一部が破壊され、1951年に現在のレンズに交換された。
![](https://assets.st-note.com/img/1704364546321-OaFJoflj7N.jpg?width=1200)
レンズにより内部が巨大化されて見えている。
![](https://assets.st-note.com/img/1704364637292-0th2NI2dob.jpg?width=1200)
8面のうち2面がくり抜かれているので中を見ることができる。
![](https://assets.st-note.com/img/1704364759312-AgUb1W2y9Z.jpg?width=1200)
内部を見ることが出来るのは珍しいと思われる。
![](https://assets.st-note.com/img/1704364948946-RMpLyMXe8i.jpg?width=1200)
圧縮空気によりサイレンを吹鳴するエアサイレン式。
![](https://assets.st-note.com/img/1704365047301-Uyr4CaZ6Eq.jpg?width=1200)
犬吠埼灯台資料展示館です。
![](https://assets.st-note.com/img/1704365170710-rcognYfO6w.jpg?width=1200)
図2に壁面の写真を載せている。
![](https://assets.st-note.com/img/1704368514952-l7HX1sgeaF.jpg?width=1200)
犬吠埼灯台図は国立公文書館所蔵。デジタルアーカイブなどでも閲覧可。
右側にあるのは犬吠埼灯台のレンガ。
![](https://assets.st-note.com/img/1704368790923-TaF63ZMkpl.jpg?width=1200)
高さ5.15m。でかい!!!
前にあるパネルは犬吠埼灯台を擬人化したキャラクターらしいです。
灯台の擬人化って、何?
左奥に見えるのは東京灯標で使用されていた三等レンズ。
![](https://assets.st-note.com/img/1704368895029-InLfsdHGb0.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704368934498-F1gIsbcfxb.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704369034864-1qwqCaWCAr.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704369133519-SgT6HRdA5r.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704369236684-L5Q39IzoLR.jpg?width=1200)
その他にも様々な展示があるので是非行ってみてください。
屋外の他の展示物を少々載せてこの節を締めたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1704369455360-hLhUiogFGh.jpg?width=1200)
犬吠埼灯台と共に国の重要文化財に指定されている。
![](https://assets.st-note.com/img/1704369705625-kuyYv0aX8L.jpg?width=1200)
日本最初の霧信号である。
![](https://assets.st-note.com/img/1704369819522-NRNlx0aK44.jpg?width=1200)
現在は漆喰が塗られているものの、建設当時のレンガが一部見えるようになっている。
犬吠埼灯台周辺観光情報
犬岩(いぬいわ)
大熊らすこ先生(大熊老師)のYouTube配信(ボナヴー配信)のアバターの形に似ている岩です。
犬吠埼という地名は、源義経の愛犬・若丸が岬に置き去りにされ、七日七晩吠え続けたことから付けられたと言われています(諸説あり)[5]。
7日間泣き続けた犬が8日目に岩になってしまったというのが、犬若にある犬岩です。悲しいね。
![](https://assets.st-note.com/img/1704275690831-ihRGRfv9kz.jpg?width=1200)
後ろには太平洋の大海原と富士山(写真右)などが写っている。
犬吠埼灯台から徒歩40分ほど(外川駅から徒歩15分ほど)のところにあります。
犬吠埼灯台に行った星テレ民は是非行くことをおすすめします。
太平洋岸自転車道 起点
清水灯台のすぐ横を通っていた太平洋岸自転車道の起点が銚子駅前にあります。
太平洋岸自転車道は銚子駅を起点として太平洋岸を通り、和歌山県の加太港付近まで続いています。
図8で写っていた道路も太平洋岸自転車道の一部です。
![](https://assets.st-note.com/img/1704276942385-gcLqC9qtEU.jpg?width=1200)
ヘルメットを被って自転車に乗っているチーバくんがいる。
![](https://assets.st-note.com/img/1704287471600-Vv3acvWyKL.jpg?width=1200)
太平洋岸自転車道ルートマップが掲載されている。
![](https://assets.st-note.com/img/1704287570891-fo7s2918rA.jpg?width=1200)
自転車で完走するのは大変ですが、始点と終点のモニュメントだけでも見に行けば完走した感を出せるのでおすすめです。
出雲日御碕灯台について
![](https://assets.st-note.com/img/1704370367653-HKy0B2qeJM.jpg?width=1200)
出雲日御碕灯台の歴史・特徴
(※準備中)
出雲日御碕灯台へのアクセス
出雲縁結び空港から出雲大社行きの連絡バスに乗り、終点の出雲大社バスターミナルで日御碕灯台行きの路線バス・一畑バスに乗り換えて終点まで乗ると出雲日御碕灯台に行くことが出来ます。
日御碕灯台行きのバスである日御碕線は1日5便程度しかないため、時刻を事前に調べておくことをおすすめします。帰りのバスの時間にも注意しましょう。
乗り換え時間が長い場合は出雲大社でお参りしましょう。
出雲日御碕灯台を含む出雲観光をする場合は、「松江・出雲 旅PASS 2Days」がおすすめです。
松江市内や出雲市内などを走る、一畑電車、一畑バス、松江市交通局(バス)の全区間が2日間乗り放題で3,000円です。
例えば、出雲大社バスターミナルから日御碕灯台までは一畑バスで片道510円、出雲大社前駅から松江しんじ湖温泉駅(松江城最寄駅)までは一畑電車で片道820円、出雲大社前駅から電鉄出雲市駅(JR出雲市駅すぐ)までは一畑電車で片道500円(バスの場合470円)であるため、割とすぐに元を取ることが出来ます。
隠岐汽船が欠航していなければ、運賃1,050円で松江駅から境港駅まで直通で行ける一畑バスもこの乗り放題パスで乗ることが出来ます。
(※運賃はすべて2024年1月4日時点のもの)
出雲日御碕灯台訪問記
出雲日御碕灯台の様子
JALに乗って快適な空の旅で午前8時40分出雲空港に到着。
![](https://assets.st-note.com/img/1704378755830-CsqD7kUmqI.jpg?width=1200)
羽田→出雲の便ではクラスJの値段でファーストクラスの席を予約することが出来る。
ただしあくまでもクラスJとしての運用であるため、機内食提供などのファーストクラス相当のサービスを受けることは出来ない。
出雲大社行きの連絡バスと一畑バス日御碕線に乗り、日御碕灯台バス停へ到着しました。
なんと虹が!!!
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日御碕灯台バス停降りてすぐ見えた景色。本記事ヘッダー画像。
虹を見やすくするため彩度や輝度などを調整している。
虹は写真より肉眼の方が見やすい……
坂を降っていくと出雲日御碕灯台の入口に行くことが出来ます。
近くに行った頃には虹はほとんど見えなくなってしまいました。
それでは早速中に入っていきましょう!
デデドン!
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出雲日御碕灯台訪問記 〜完〜
はい、当日は暴風雨・暴風雪の日で正直参観は絶望的でした。
一縷の望みをかけて行き、到着時にはたまたま雨は止んでいたもののダメでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1704381463175-558AuTfwjW.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704381473364-aBADMo3Nni.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704381481722-RaHMk5Z91T.jpg?width=1200)
ボナヴー配信でかおり監督がおっしゃっていたように、出雲日御碕灯台の参観可否はかなりシビアで、少しでも風が強いとすぐに参観中止になってしまいます。
今回のように雨風が確実な日は絶対に登れません。
晴れる時間があったとしても、雨風予報の日は基本的に一日中参観中止となります。
基本的に常駐しているスタッフが1名しかいない中、雨が降ったり止んだりするたびに一番上まで上がって扉の開け閉めをするのも大変でしょうからね。
確実に登りたい場合は前後の日も明らかに天候の良いような日を選んでいくといいと思います。
天候による参観中止の場合でも係の方はいらっしゃるため、出雲日御碕灯台資料展示室には入ることが出来ます。
展示室には、光る五等フレネルレンズや、その他出雲日御碕灯台に関する様々な展示があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1704382128734-g3AacSMfTw.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704383087122-sfS9I2IUXK.jpg?width=1200)
数秒おきに点滅を繰り返す。
![](https://assets.st-note.com/img/1704383174052-d1Rdwq5llH.jpg?width=1200)
アセチレンガス灯器やボタンを押すことで光る灯台の模型などが展示されている。
![](https://assets.st-note.com/img/1704383468559-v6Oe6zCTeK.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704383486348-U91TdM1NIU.jpg?width=1200)
吹き抜け螺旋階段を拝むことが出来る。
物足りないので周辺の景色も載せておきます。
海岸段丘を楽しむことが出来ます。
岩が海に突き出た地形なので石へんがついた日御"碕"というらしいです。
上から見たら絶景だったんだろうなあ……
![](https://assets.st-note.com/img/1704383631160-wwq3pwsr9A.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704383683810-41F2o3Pbsk.jpg?width=1200)
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![](https://assets.st-note.com/img/1704383727509-je7TxIfyhN.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704383744143-ROwf0ujU6D.jpg?width=1200)
最後に、近くから撮った出雲日御碕灯台の写真を載せてこの節を締めたいと思います。
次来た時は登りたいですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1704382910143-V7NXfisJ27.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704383589806-zoxeuQYang.jpg?width=1200)
出雲日御碕灯台周辺観光情報
宝木駅
全然出雲日御碕灯台の周辺ではありませんが、JR山陰本線に「宝木駅⁸」(鳥取県)という駅があります。
宝木遥乃推しの人は1度行ってみるといいでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1704384557702-mhyfvvY4Uv.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704384675127-z3fEhoB3ET.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704384742829-5Ma6HU2aqg.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1704384795202-7xoKcs8U3M.jpg?width=1200)
半世紀以上町で使われなくなっていたものの、当時を知る人達の熱意と周年で2016年に復活したらしい。
![](https://assets.st-note.com/img/1704384805762-bGwUxZkeBC.jpg?width=1200)
みんなも!おどろう!宝木音頭!
あとがき
2023年12月31日までには書き終えたかったのですが、帰ってきてからすぐコミケもあり間に合いませんでした。駆け足になってしまいすみません。
清水灯台の記事も然り、「ちゃんと書くなら同好会の同人誌に寄稿した方がいいのでは??」と思うこともありましたが、多くの人に灯台を知ってもらうことを優先した結果です。
出雲日御碕灯台に行った後には、叡山電車 八瀬比叡山口にて行われた「えいでん×星屑テレパス コラボフェスタ」にお邪魔してきました!
ヘッドマークやポスターの展示だけでなく、アニメ原画の展示もあってビックリしました! なんて豪華な!
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©️大熊らすこ・芳文社/星屑テレパス製作委員会
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©大熊らすこ・芳文社/星屑テレパス製作委員会
コラボきっぷ、1/2スケールコラボヘッドマークPOPスタンドセット、コラボ缶バッジ×5を購入したのですが、まさかの5個中2個がシークレット!(シークレットなので写真は載せません。)
以前のきらら×きららのコラボ缶バッジで100回くらい回してやっとシークレットが出たこともあり、それ以来シークレットに期待するのはやめていたのですが、まさかの結果でしたね。少し確率上がったかも?
とはいえ、一定の数毎に袋に缶バッジがまとめられていて、売り切れたら新しい袋を開けて販売していく形式だったため、同じ袋の缶バッジを購入した人たちは当たっていなさそうですね。後ろのオタクたちごめん……(1つ後ろに並んでいた方(やませみの湯帰りに偶然出会った方)に1つお譲りしました。)
犬吠埼灯台や出雲日御碕灯台では残念ながら星テレファンの方にお会いすることは出来ませんでしたが、コラボフェスタでは清水灯台見学会の日に出会った方や京大きらら同好会の方など様々な方と交流することが出来ました。
ありがとうございました! これからも盛り上げていきましょう!
さて、これで国内星テレ3灯台を(一応)制覇したわけですが、次はエグモント岬灯台…?
とりあえずは天気のいい日に出雲日御碕灯台リベンジですね。
ではまたいつか。
2023年12月36日
くろのす/クロノス
¹ 『星屑テレパス』の作中で用いられている宇宙語の挨拶。「よっす〜」という意味。「ボナヴー」と言われたら「マディヴー(おいす〜)」と返す必要がある。レッツ宇宙語ネイティヴっ!!
² 2024年1月9日17時59分まで。新規入会の方のみ。詳細はホームページへ。
³ 本記事で用いた写真は注記のない限り全てSONY DSC-RX100M7にて撮影。余裕が無かったためRAW現像は行わず全て撮って出し(一部、トリミングあり)。
⁴ 犬吠駅の駅名愛称。銚子電気鉄道は経営危機を乗り越えるため、各駅の駅名愛称ネーミングライツを販売している[7]。「最高だぜ!銚子!アイドルマスター SideM 犬吠駅」の名称は2024年2月29日までの予定[8]。他には、「髪毛黒生 笠上黒生(かみのけくろはえ かさがみくろはえ)駅」などがある。
⁵ 乗り継ぎの関係で成田線に乗った方が早く到着する場合もある。
⁶ Uは"Under"の意味で"less than"とほぼ同じ意味であるため、正確には「以下」ではなく「未満」ですが、「アイドルマスター シンデレラガールズ U149」では「以下」と言われていたりするのでまあいいでしょう。試験ではお間違えなく。
⁷ iPhone SE(第2世代)で撮影。
⁸ 読みは「ほうぎ えき」。
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![](https://assets.st-note.com/img/1704271482855-5gARZNEK1e.jpg?width=1200)
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今回の旅とは無関係。髪毛黒生駅の対となるハゲ駅。
参考文献
[1] 公益社団法人 燈光会 「のぼれる灯台16 犬吠埼灯台(いぬぼうさき)(千葉県銚子市)」https://www.tokokai.org/tourlight/tourlight03/ 〔2024年1月3日最終閲覧〕
[2] 銚子海上保安部 「犬吠埼灯台について」https://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/choshi/inubo/inubo/index.htm 〔2024年1月3日最終閲覧〕
[3] すずきたけし(2022) 「犬吠埼灯台|千葉県銚子市」https://note.com/kakunoshins/n/nb00b1f7393e3 〔2024年1月3日最終閲覧〕
[4] 仲田博史(2020) 「さよなら水銀槽、こんにちは特殊車輪、何のこっちゃ?」犬吠埼灯台大百科 https://inaboye.jp/wordpress_6/?p=5596 〔2024年1月4日最終閲覧〕
[5] 銚子市観光協会 「犬岩」
https://www.choshikanko.com/kankoDB/%E7%8A%AC%E5%B2%A9/ 〔2024年1月3日最終閲覧〕
[6] 海上保安庁 「出雲日御碕灯台」海の安全情報
https://www6.kaiho.mlit.go.jp/08kanku/sakai/izumohinomisaki_lt/kisyou/index.html 〔2023年12月20日閲覧〕
[7] 銚子電気鉄道 「銚電ネーミングライツ」https://www.choshi-dentetsu.jp/railway/1254/ 〔2023年12月27日最終閲覧〕
[8] 315にイイ銚子!キャンペーン【公式】@315eeeechoshi https://twitter.com/315eeeechoshi/status/1732704032597168619 〔2023年12月27日最終閲覧〕
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