ポジティブ?ネガティブ?
😎「実際には、ポジティブもネガティブもないよ」
😀「え?」
😎「実際には、ね」
🙃「実際には?」
😎「actually」
😌「……。」
😎「今日のお題。ポジティブってなんだ? ネガティブってなんだ? ポジティブ=いい気分、ネガティブ=嫌な気分。で終わってしまうのはもったいない。そこに同質を見ることができないのは、なぜ?」
🙄「……。」
😩「難しいなぁ」
🙂「えーっと、表裏一体。Two sides of the same coin.」
😎「かっこつけたな(あんたもね!)。いいぞ。それで? 表裏一体、だから何? 質問のこたえになってないぞ」
😞「え、それで? うーん、苦楽はワンセット。苦の裏に楽を、楽の裏に苦を見ることができる」
😎「そうだな」
😭「でも、そこに幸せの本質はない。苦楽のなかに探したって、ない。幸せのなかに、苦楽が内包されているから」
😎「うん」
☺️「だから、ポジティブもネガティブも本当はない。だとすれば、これを逆手にとって、ポジティブだけの世界に生きることもできる」
😎「うんうん」
🙂「……」
😎「それで?」
😩「そ、それでー?! うーん、あーーー、ネガティブだと思っている見方、言葉、エネルギーをあつめると、どんどんネガティブなことばっかり周りに山積みになって行く。そうすると、必然的に楽(ポジティブ)を追い求めるけど、追い求めれば追い求めるほど、楽と苦のはざまに落ちていく。
……「ない」、という思いは、分断を生む。
だから、楽と苦の乖離が大きくなる(ような気がして)、苦楽を同質と見ることができないのね」
😎「うむ、まぁ、まぁいいだろう」
😆「合格?」
😎「及第。」
🥺「及第ならいいでしょ?」
😎「まだがんばれるだろ」
🙄「うーーーん…、努力、挫折……。うーーーん…、時間。……。あ。
教育。価値観。レッテル。社会の評価。失敗。落胆。
時間のかかるこの世では、努力しなければ、労力をかけなければ、欲しいものは手に入らない。それが、見事手に入れば、嬉しい。でも、手に入らなければ、悔しい。
これってもしかして……、
感情は体からうまれるものだし、感情を抱くことで体に影響がでる。ここじゃない?
つまり、ネガティブって、体が痛みを感じるようにできている。んじゃない?」
😎「おー、いいところに気づいたね」
😀「やっぱり、そうだよね。欲しければ欲しいほど、感情の振れ幅も大きいし、痛みも伴う。それに、今よりもさらに大きい痛みを感じるよりは、いまの痛みの方が我慢できると思っちゃうから、できることが少なくなっていく」
😎「うん。肉体を持たなければ、痛みはうまれない。でも、痛みこそ成長のきっかけになるのだよ。そして、痛みを覚えるようなつらさこそ、まさにお前がいま、ここに体験しに来ているものなのだよ。
つまり、体あってこそ、のこの世であって。肉体が人間を支配している以上、目に見える、見えないの問題であったり、人それぞれ備わってる感覚が異なっていたりするから、実は同質な『神のエネルギー』を共有しにくい。
この世は、困難で、簡単で、不完全で、完璧な世界だ。」
🙄「あーーー、なんか複雑で大変な世界に生きてるじゃんよ、わたし」
😎「おつかれぃ」
🙄「かる……。」
😎「単純で楽ちんな世界でもあるな」
🙄「え?」
😎「お前、いまそう言ったろ?」
😩「あーーーー、もしかしてこの流れは……」
😎「はい。宿題。コインの裏を見たら、表も見るようにしなさい。今日から訓練!」
😭「嫌な予感が的中した!修行ですねぇ、頑張りますぅ……」
😎「修行だと?お前の修行は音楽だぞ。」
😞「え?音が苦?」
😎「こら。お前の行は、音楽だ。行を楽しむことで、訓練に身が入る。訓練が行なのではない。まったくの逆。」
😅「あーー、なんとなくわかるような、わからないような……。はい。やってみます。ありがとうございます」
😎「Take it easy.」
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