デマという言い切りへの違和感

私は、
567時期において
トイレの紙が品薄になった原因は、デマだけとは言えないと思っています。

何故、渦中を抜けた今も、
デマだったと言い切っているような見解が主立っているのか、
疑問に感じています。

当時、
突然の学級閉鎖や、
営業の制限、
職場のオンライン対応など、
外出が著しく制限され、
家で1日を過ごす人口が圧倒的に増えました。

そうすれば、
電気ガス水道の使用量はもちろん、
家でのトイレの使用回数も増えるわけです。

特に、女性(女子)の在宅が増えれば、小の時も紙を使いますし、血液関連もありますので、みるみるトイレの紙は減るわけです。

しかもその生活は目処が立たずに継続傾向。

デマなど関係なく、
実質で、紙が目減りしますから、
いつもより頻度高く購入するわけです。

しかも、もし罹患したら、買い物にも行けない。
備蓄を増やしますよね。

当初、
ホットケーキミックスも、
冷凍食品も、
軒並み品薄になりました。

それまで給食や外食だった人達が家でお昼ご飯を食べるようになったからだと思います。

そして。

みるみる品薄になった商品棚を見て、
不安に駆られ、
もしかして買いだめをした人はいるかもしれない。

でも!、

デマが原因で買いだめが起こった、と、言い切っている見解がチラホラ見受けられ、
なんなら、◯◯専門家、のようなコメンテーターのような方からも発言され、

先に述べた、上記のような見解は全く見かけないのを、私は疑問に思います。

もっともっと、
具体的に、
実際の状況を想像して、
それから、見解を述べてほしい。

それから、
◯◯さんが言っていた、というだけで、鵜呑みにするのも意味のないことです。
「そういう見方もあるんだ」、という参考に留めておくのにはいいと思います。

このようなことは、
どこそこの研究結果に基づいて・・
とか、うたっている事柄についても思います。

本当に完璧な条件がそろった上での研究結果って、どのくらいあるでしょうか?

その時の条件での、研究結果が、そのように出たとして、
だからと言って、
それが全てでは無い場合がなかなか多い。

だから、
新たに何かを発見したとかで、
また結果が変わったり、
こっちの方が有効だったと言ったり、
曖昧なことも多いんだと思います。

目の前の事象から、
何を抽出するのか。
どこまで視野を広く持つのか。
どこそこの見解を、どの範囲まで自分に影響させるのか。

自分で観察して、
自分で判断して、
自分の足で、
歩いていきましょ。

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