第6章 すぐやけくそになってしまう
帰国し就職。
ここから、自分の体と向き合うことがスタートです。
私にとって、日本の社会は苦痛でしかありませんでした。
災難だけが、私に降りかかってきているかのようでした。
残念なことに、私が入社した純日本的な会社には人権がありませんでした。ひとりの人間として見てもらえなかったのです。
しかし、誰ひとりとしてそれに気づくことなく、不満に感じる人もいません。これはひょっとしたら、その当時の日本独自の問題で、どこに行っても同じだったのかもしれませんが、帰国したばかりの私にとっては苦痛でたまりませんでした。会社では息もできない状態で、酸素ボンベを持って仕事したいといつも思っていたほどです。
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