夢中で憧れた「ビバリーヒルズ90210」高校白書・青春白書

先日、アメリカの女優、シャナン・ドハーティーが闘病の末、亡くなったというショックなニュース。

ドラマ「ビバリーヒルズ90210」(通称ビバヒル)の双子の妹、ブレンダ役を演じたシャナンと私は１歳差。若かりし日の彼女を思い出し、胸がざわつき、ギュッとなった。

90年代、毎週末、ビバヒルの放送日を心待ちにし、VHSテープに録画も欠かさなかった私。

高級住宅街での豊かな暮らしぶり、アメカジファッション、学生特有の小さなコミュニティ内での恋愛など、同世代の私には、全てが眩しく、全てが憧れだった。⁎ˇ◡ˇ⁎

私の推しは、恋愛対象としては、今は亡きルーク・ペリー演じる、不良っぽい、一匹狼タイプのディラン。同性としては、ジェニー・ガース演じる、バービータイプのケリー。

ドラマ放送があった90年代前半から半ばの日本は、バブル期の名残がまだあり、景気は良かった。とはいえ、ビバヒルの暮らしには到底及ばなかった。

真似たくても出来ない部分ばかり。ただ、ケリーがロングヘアから、ショートヘアに変わったとき、私もバッサリ、ショートヘアにした。

これは、偶然だが、当時付き合っていた彼は、このドラマの放送が始まると、ディランに似てると、周りから言われるようになった。交際相手だった私は、近過ぎたせいか、全く思いもしなかったが、離れて住む彼の兄姉も言っていて、確かにな、、、と、思うようになった。

つまり、ビジュアル的には、ディランはあたしの恋愛タイプど真ん中であることは、間違いなかったし、ケリーに髪型を寄せた私は、知らず知らずのうちにビバヒルの模倣恋愛をしていた。

その後、ドラマ内で、ディランがケリーと別れたように、私達も4年の月日を経て、気持ちのすれ違いにより、恋愛関係を解消した。

ドラマが好き過ぎて、2001年には、友達とのアメリカ旅で、ビバリーヒルズへ。憧れたドラマ、ビバヒルの雰囲気に酔いしれ、全てがドラマシーンに見えた。⁎ˇ◡ˇ⁎

時々、ビバヒルの1シーンをSNS等で、目にすることがあり、懐かしく、甘酸っぱいような気分に駆られる。

ビバヒルは、永遠に私の憧れであり、私の90年代の思い出と共にある。

シャナン、ルーク、R.I.P♡