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聖書に出会ってから、、2

前回の記事で聖書を教えてもらったその週に、クラブに行って、財布をなくすと言う事件があった話をしました。

今回はその後について話します。

記憶と財布を失ってしまった私はとりあえず自分が生きていることをにとても驚きました。

なんで記憶もない中、女1人でクラブに行って危ない目に合わずに、無事に家で寝ているのでしょうか。

クラブを出たタイミングで、私はタクシーに乗ろうとしているお兄さんを捕まえて、近くまで送ってほしいとお願いしたようです。(本当に恐ろしい)

その人は、私を途中まで送ってくれてたんですが、降りた瞬間、私は膝から崩れ落ちたようで、1人ではどうにもならないようだったらしいです。

なので、私を私の家まで送ってくれてました。

本当に私を助けてくださりありがとうございます。

机には水が置いてありました。
優しい人が世の中にはいますね。。

そんな感じで、私は自分の命があることに驚きました。会社の携帯も無事に持っていました。

なくしたらほんとにやばいですよね。社用携帯は。

神様が、私の命と社会的信用を守ってくれたんですよね。

あー私生きてるのってほんとにすごいなぁ。

ということを改めてめちゃくちゃ感じました。


とりあえず、財布は、GPS的に西麻布にあることがわかっているので、西麻布のクラブにその日に探しに行きました。

ですが、クラブはうるさいので、GPSのサウンドを鳴らしても全然見つからなかったんです。

クラブの人にも財布がないことを見つかったら教えて欲しい。ここにあるはずだって言うことを伝えましたが届けではありませんでした。

GPSではここからのに全然見つからない。。

(現金はどうでもいいんだけど、保険証やクレジットカード、キャッシュカードパスポート、社員証などなんかめちゃくちゃいろいろなものが入ってました。)

西麻布のクラブを後にして家に帰ろうとしました。

すると私気づいたら、六本木の墓地のど真ん中を歩いていました。夜の21時とかに。。

Google マップで公園らしきところを突っ切って、駅に行くルートでした。

公園だと思っていたら墓地だったんですよね。

とりあえず、無事にそこも通り抜けて、
東京タワーを見ながら、あーほんとに私は何をして生きていきたいんだろ、なんで生きてるんだろう、ほんとにしょうもない自分だなあと嫌気がさしていました。

最寄り駅について、二日酔いの影響で、ほんとに気持ち悪くて、道の植木に吐いてしまいました。

そんな絶望の中に、こんなどうしようもない人間が、普段会社や副業のバイト先でお客さんにいい顔して働いていて、ほんとに恥ずかしいなと思いました。

周りに迷惑ばかりかけて生きてきて、自己中心的で傲慢で、貪欲で、目的もなく生きて、生きている意味なんてありませんでした。


そんなこんなで、私は心の中で人生で1番救いを求めていた瞬間だったんだと思います。



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