久しぶりにドラゲー観戦に行ったら楽しかった話
こんにちは。
皆さん、プロレス楽しんでおられますでしょうか。
最近は武藤敬司選手の引退試合、団体の垣根を超えた対抗戦・オールスター興行が開催されて界隈が非常に盛り上がってますね。
私もジェイ・ホワイト選手退団の傷が未だ癒えるところではありませんが、楽しませて頂いています。
さて、表題の件なんですが、先日3月5日、ドラゴンゲート大阪大会(エディオンアリーナ大阪第二競技場)を観戦してきました。
しかし以前、私はnoteでこんな記事を書きました。
内容としてはコロナ禍のドラゲー会場が全然盛り上がってないと感じたという話です。
じゃあなぜこんな記事を書いたというのにわざわざ観戦に行ったのか。
理由はいくつかあります。
まず1つは、私の仕事が2月~3月の間が繁忙期であり、忙しさのあまり非常に鬱憤が溜まっていたということ。
平日はもちろん、土曜日も朝から晩まで働き詰めで、奥さんと遊ぶ時間も取れず、とにかく気分転換がしたかったのです。
そこで、一週間で唯一の休みである日曜日、近場でプロレスはやってないかなと調べたところ、エディオンアリーナ大阪でドラゴンゲートの試合があることが分かりました。
以前のようなことがあったので、正直その時は「うーん、ドラゲーかぁ……」とは思いましたが、対戦カードを見てみると、なんとシュン・スカイウォーカー選手とストロングマシーン・J選手のドリームゲート王座戦が組まれているではないですか。
シュン・スカイウォーカー選手は、現在ドラゴンゲートの最高王座であるオープン・ザ・ドリームゲートのチャンピオンであり、私がドラゲーで今一番推している選手でもあります。最近では新日本プロレス主催のジュニアオールスターフェスティバルでも大活躍されていましたね。
「シュンスカの王座戦が見られるなら、多少会場が冷えてたとしてもまぁ良いか」ということで、我々夫婦は急遽ドラゲーの現地参戦を決めたのでした。
そして当日、大阪で食事や買い物を楽しんだ後、開始時間に余裕を持って会場に到着。
いつも通り売店では選手がグッズを販売していて、お客さんが買った商品にその場でサインを入れたり、少しの間お喋りしたりする光景がありました。
インディー団体の会場なんかではよくあることですが、私はこの売店の雰囲気がとても好きで、新日本プロレスの会場ではまずありえないものです。選手とお客さんの距離が近いのは、賛否両論があるかとは思いますが、ファンにとってはかけがえのない思い出になったりするので、この文化を大切にして頂きたいなと思います。
私も気が向いたので、売店でランダム封入のアクリルキーホルダーを3つ購入しました。シュン・スカイウォーカー選手を狙ったのですが、結果は「しゃちほこBOY選手」「ストロングマシーン・J選手」「吉田隆司選手」でした。
吉田隆司選手を引いた瞬間思い出したことがあるのですが、ドラゲーの売店にはガチャガチャの機械が置いてありまして、500円で一回引くことが出来ます。
中には選手の缶バッジが入っているのですが、まれにサイン入りのTシャツなどが貰える当たり券が入っていることがあります。
以前神戸サンボーホール大会に観戦に行った際、奥さんと自分で1回ずつ、2回ほど引いたことがあるのですが、2回連続で「吉田隆司」選手の缶バッジが当たり、ガチャガチャ担当だったドラゴン・ダイヤ選手と3人で大笑いした思い出があります。(しかもK-ness.選手のサイン入りTシャツも当たりました!)
なんだか吉田隆司選手と縁があるなぁと感じた瞬間でした。
席に着いて開演の時間になると、いつも通り菊池リングアナウンサーと八木レフェリーの前説が始まりました。そこで対戦カードの発表の前に嬉しいアナウンスが。
なんと本日の大会は不織布マスクを着用の上、声出し応援が可能であるとのことでした。
私はてっきり声出し不可の大会だと思っていたので、これは非常に嬉しい誤算でした。
試合が始まると、方々からお客さんの選手の名前を呼ぶ声が会場に響き渡り、私も負けじと好きな選手の名前を叫びました。
これこれ!これだよ!と、コロナ前の活気のあるドラゲーの会場の姿が帰ってきたようで、私は非常に嬉しくなりました。
選手の方も声援を受けて気分が高まっている様子で、コールを要求したりお客さんをどんどん煽っていきます。
試合中、ヒールであるH・Y・O選手が堀口元気選手を責め立てているとき、女性のお客さんが「堀口さーん!」と応援すると、H・Y・O選手が「なんでさん付けなんだよ!」と荒々しくツッコミを入れて場内が笑いに包まれる場面なんかもありました。
これも、声援が戻ってきたからこその光景で、選手とお客さんが一体となって盛り上がるプロレス、私はこれが一番好きなんです。
そして迎えたメインイベントのドリームゲート王座戦、序盤の展開は拮抗していたものの、シュン・スカイウォーカー選手のラフ殺法が炸裂し、変な呼吸音を発しながらパイプイスでストロングマシーン・J選手を滅多打ちにしてしまいます。
しかしマシーン・J選手はそれを耐え抜き、果敢に相手を攻め立て、試合のペースをしっかり握っていたかと思います。非常に良い試合で会場は大盛り上がり、私も必死に声を上げてボコボコにされるシュン選手を応援しました。
しかし流石は王者のシュン選手、かなり追い詰められていた試合終盤でしたが、一瞬の隙を突いてのジャックナイフ式エビ固めで勝利を奪取、王座防衛に成功したのでした。今思えば、マシーン・J選手の攻勢も、全てはシュン選手の掌の上だったのかもしれません。
彼は勝利後のマイクでJ選手を散々煽り倒し、自らがどれだけ高みに存在する人間であるかを誇示した後、変な呼吸音を発しながら満足そうに引き上げて行きました。やっぱりシュン・スカイウォーカー選手は最高ですね。
今回の観戦を通して一番感じたのは、やはり「歓声無くしてのプロレス観戦はあり得ない」ということです。リングの上で戦うプロレスラー、声援を送る観客、両方が作り上げる一体感は他に替え難いものがあります。私は今回改めてプロレスって楽しいなと強く感じました。
しかし、私はまだ油断はしていません。今回は大阪の会場だったので、地域柄元気なお客さんが多かったから大会が盛り上がっただけなのかもしれません。
なので、次回は神戸サンボーホールで声出し応援が可能な大会に参戦して、会場の雰囲気を確かめたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。それでは。
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