クリスチャンはつらいよ(仮)
はじめまして路傍の石と申します。
ボチボチ昔通っていた教会のことを書いてみようと思います。
初めてnoteを書くので不出来な部分があることをお許しください。
今日話すのは私が洗礼を受けた教会についてです。
洗礼を受けた教会について話す前に簡単に私の教会経歴？について話します。
私は両親がクリスチャンで小さい頃から教会に通っていました。いわゆるクリスチャン2世です。しかし、その母教会がカルト化してしまい教会を出ることになりました。その後いくつかの教会を巡り、それらの教会も問題のある教会で、教会自体が嫌になってしまいました。
中学生の時には丸々3年間通うのをやめてしまいました。
そんな中、高校受験を控え不安になった時に、また教会へ通うようになりました。
神との関係を考え直し、親や周囲のためにいい子を演じるのではなく、本当に神を信じようと考えるようになったためです。
高校生になった時に叔母が洗礼を受けることになり、それを見に行くことになりました。そこで私も飛び込みで洗礼を受けて、晴れてクリスチャンになったのです。
その教会は外国人もいるインターナショナルチャーチで、説教(メッセージと彼らは言っていました)も日本語と英語で行われていました。プロテスタント系のキリスト教会です。(モルモン教やエホバの証人などではありません)
※以下呼び名をL教会とします。
教会に行けば、「ウェルカム！」と声をかけられ、ハイタッチ&ハグなどフレンドリーでスキンシップ多めな感じでした。
メッセージも「神にあなたは愛されている。」「あなたは神の最高傑作だ」など聖書を引用しながら神の愛を語っており、私自身自己肯定感が低かったこともあり、通い始めの頃は心に刺さっていました。
しかし、だんだんとおかしな部分が見えるようになってきたのです。
1、他の教会コミュニティに関係することを制限する。
→ライフグループと呼ばれるセルグループがあるのですが、この教会以外にも通っている教会があることをライフグループリーダーに話すとライフグループから締め出された。
2、繁栄の神学という新手の異端に侵されている。
→繁栄の神学というのは、神を信じることによって現世で経済的に祝福されるという教えです。
主任牧師のロド・プラマー氏は説教のなかで、クリスチャンになれば素晴らしい仕事と美人な妻がもらえると教えていました。もちろん聖書にはそんな教えは書いてありませんし、人を容姿で判断するのは普通にセクハラです。
3、本来牧師の資格がない人を牧師としている
→本来牧師になるには、callingを受けた上で、神学校に4年ほど通う必要があります。しかし、神学校へ通っていない素人をL教会独自で弟子訓練し、牧師として説教させていました。
また、L教会では一日4回礼拝があるのですが、若者向けのremixと呼ばれる礼拝では、明らかに教会に来て数ヶ月もしくは1年ほどと言ったクリスチャンになりたての人に説教させていました。
どうも、教会通って数ヶ月経つと、リーダーになるための訓練に参加させられるようです。
(私はできるだけ教会内で他人と接触しないようにしていた&奉仕も断っていたのでこういう訓練には参加しませんでした)
4、按手礼を受けていないライフグループリーダーが洗礼を授ける
→本来、洗礼というのは按手礼を受けた牧師が執り行うものです。誰でも洗礼を授けることはできません。
しかし、L教会では按手礼を受けていないライフグループリーダーでも、たくさん洗礼を授けていました。
伝統的な教会文化から見るとおかしいです。
5、世の光になりなさいというメッセージ
→本来聖書が言っているのは、神の光を反射することであって、自力で光り輝くことではないです。
しかし、L教会では美人で明るくて良い職業を持っていて友達が多いことを「世の光」になることと教えていました。
(自力で良い人間になっていこうとすると無理が生じますし、良い結果を残せないと神をがっかりさせてしまうのではないかと恐怖を感じ、精神的に参ってしまいました。精神を病まずに学生生活を送りたかったです)
6、唐突に牧師がいなくなっても何も説明しない。
→私が通っていた頃2名ほど牧師がいなくなりました。
しかし、なぜいなくなったのか、いついなくなったのかなど何も説明がありませんでした。教会から去った人間のことを話すのはタブーのようです。
また、教会名が変更になったときもあまり詳しい説明がありませんでした。
教会を名乗った自己啓発セミナーのようで、若くて自己に対して不安や悩みを思っている子たちを狙って、教会内で居場所を与えて、教会を自己実現の場として使っているのも本来の教会の姿から離れていて嫌でした。
私は、小さい頃から教会をたくさん移動してきて、教会を離れることに抵抗がありました。
しかし、あまりにも聖書の語る真理から乖離しており、またカルト化傾向もあったためL教会を離れる決断をしました。
正直いって絶望しました。母教会もカルト化で失い、定着できる教会が見つからずずっと不安でした。そして教会に対する不信感も強くなっていたのです。その中で考えて通う教会を選んだつもりだったのにまたダメだったのかと。洗礼を受けた教会でもあるので余計辛かったです。
正直、教会に裏切られた気持ちでした。
今日書くのはここまでにします。
また、次回思い出した順に書いていこうと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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