Suchmos「808」ええ曲やん
皆さん、こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか?
今日はお気に入りの1曲について。
Suchmos の「808」です。
ご存知でしょうか?
Suchmos を知らないという方も、この曲を
知らないという方もきっと一度はお聴きになった事が
あるかと思います。
Hondaの自動車CMに(いつ頃かは忘れましたが)
使われていました。
ちなみに同じHondaのCM曲では
米津玄師の「Loser」なんかも好きです。
ワンオクの曲もよく流れていますよね。
Honda のCMは選曲のセンスが良いです 🎵
本題に戻り、私がこの曲に魅力を感じている部分は
歌詞です。
軽快なブラックミュージック調のメロディと共に
韻を踏むような歌い方に反して、
どことなく中身のない仕事や人生に対する虚無感が
感じられるからです。
歌詞を全て載せると、とんでもない文字数になるので
ここでは割愛させて貰いますが
「生活の為にやりがいの無い仕事をさせられていて
社会全体もどんどん無機質で退屈なものになっていくが
それを自分ではどうする事も出来ない」という
無力感が伝わって来ます。
私的にはマルクスの資本論的なメッセージがあるのかな
なんて考えています。
「もの凄いスピードで富を産み出すシステムを
進化させ続けて来たけど、その先に幸せは無いよね。」
以前のエゴン・シーレ回で話しましたが
絵であれ音楽であれ芸術は作品を通じて、
創り手の「心」を覗き込む為に存在していると思います
この曲の作詞をされたのはメンバーのOK さんという
方なのですが、彼の中にある人生や社会に対する
憂いのような感情がこの曲を産み出したのかも
しれません。
そのような感情をすごく大事にして、
曲の中にメッセージを込められる彼にとって
アーティストはまさに天職でしょう。
長くなりましたが、今回はこの辺で。
お付き合い頂き、ありがとうございました。