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クリスコラム58 【新NISAの裏側②】

今回のクリスコラムは
前編(クリスコラム57)で
新NISAは公的年金が崩壊したから
自分達でなんとかしてね。
それがつみたてNISAだと言う事を
お話ししました。




要は年金をポシャらせてしまった
代わりがNISA。

そんなヤバい事、
国は公には言いません。
知りにいく事が大事。
そして自分だけでも行動する事が大事。

クリスコラム58は
新NISAの裏側後編となります。

つみたてNISAを勧める



第二の理由は・・・

NISAでの株購入。
これによって株価を上げるためです。

新NISAでは、年間に買える額に制限を
設けているので、一旦売るとお金が戻っても、
それ以上は買うことができません。

これにより、
買った株をなるべく
売らせないようにしているのです。

また投資初心者に薦められる
「つみたてNISA」では、
基本的に買い一方の投資になります。

こうして「売り」を抑制し
「買い」を増やせば、株価は上がり続けます。

実は米国株が上がり続けてきたのは、
こうした仕組みがあったからなのです。


米国には401kという制度があり、
会社員は基本的に給料天引きの
積立投資をさせられています。

米国の会社員はこれを殆ど
意識することがなく、
リタイアするときに思わぬ
資産があることに驚くと言います。

アメリカ人の金融資産に
株式などの比率が大きいのも、
この影響が大きいとも言える。

しかし、
この仕組みで米国経済が
成長しているなら、
それは国にとっても個人にとっても
喜ばしいことです。

だから「日本も真似しましょうよ」と
いうことだったのです。

回答は以上。


そして、もっと「裏」の話をしますと。

日銀がETFで日本株を
大量買いしてきた事実はご存知だと思います。



しかし日銀が大量の株を持つと、
市場に出回る株が少なくなってしまうので、
本来これは売らなければなりません。

しかし日銀がこの大量の株を売れば、
日本株は大暴落してしまうので、
売るに売れなかったのです。

そこで、
個人が新NISAで株を買い続けてくれれば、



日銀はこれに合わせて少しづつ株を売り、
株価を下げることなく持ち分を減らして
いく事ができる訳です。

つまり新NISAは日銀の持ち株を
市場原理のもとで個人に移す
仕掛けだと言う事です。

日銀は今より遥かに安い時期に株を
買っているため、
これにより莫大な売却益を得ます。
しかし日銀はこの利益を利益剰余金として
政府に渡す決まりです。

だから・・政府は莫大な利益を得る。

政府はこのお金を使って、
これまた膨大な政府債務を
返していくのでしょう。

今、岸田政権をアホだと
思っている人は多いと思います。
しかし、この政権を裏で支えている
人達は相当に賢い。
そう思います。

政府にとっては、
課税以上のメリットがあるということが
上手く説明されている気がする。

新NISAは、
既に詰んでいる日本経済の延命措置
として導入されたものであり、
延命はできても完治はしないので、
長期的には国民ひとひとりの利益を損ねる
可能性が高いだろう。

このような国策商品を買わされている
異常さに早く気付いてもらいたいものだが、
投資経験のない若い人には難しいのだろう。



【結局何が言いたい?】

これ結局、何が言いたいかと言うと
国策で行われた国民に対しての
【何か】は、

国が言うてるから安心。
ではなく国民が動くからこそ
誰か儲かる人間がいる。

結局、搾取されるのは国民であると言う事。
そして普通に疑わず生きていれば
知らず知らずに働いたお金を
合法的に抜かれていくのが今の日本。

NISAに関して言えば
政府が儲かる為の施策がつみたてNISA。

しかし貯金よりはいい。
しかし本当に非課税のまま上手く
今後進むのか?については疑問が出ます。

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