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天気とからだ

 当院に通われている利用者様の中に、天候が悪化すると調子が悪くなると訴える方が多数います。

 天候の変化が体調に影響を与えることに疑問を感じるかもしれませんが、人間の体も自然の一部であると考えれば、それほど不思議ではありません。

 株式会社ウェザーニューズの調査によると、日本人の6割が気圧低下による体調変化を実感しており、女性の方が男性よりも敏感だと言います。

 気圧が1時間で1ヘクトパスカル低下するだけで、だるさ(42%)、頭痛(24%)、関節痛(13%)など、64%の人が体調変化を経験しています。また、めまい、疲労感、首や肩の凝り、うつ症状、喘息発作、狭心症の症状など、さまざまな症状に影響を与えることも報告されています。

 この現象には、耳が深く関与していて、気圧の変化を耳の奥にある内耳のセンサーが感知し、人によってはその刺激に自律神経が過剰に反応してしまうために起こると考えられています。

 自分でできる対処法としては、耳マッサージや漢方薬などがありますので、興味のある方は、下記に紹介しているWEBサイトを参考にしてください。

参 考)

日本人の6割が気圧低下で体調の変化を実感
https://jp.weathernews.com/news/10515/)

気象病の原因と症状。気象病におすすめの対策と漢方薬とは?
https://www.kracie.co.jp/kampo/kampofullife/body/?p=7166)

天気痛Dr.
https://www.tenkitsu-dr.com/doctor/)

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