iPadでwindowsに接続してCADを使う
iPad上でwindows専用アプリが動くんです。嘘です。正確にはipadでwindowsマシンをリモートコントロールできるのですよ。
マイクロソフトリモートデスクトップというios用アプリでそれが実現できるのですよ。
リモートデスクトップアプリといえば、このほかにもChrome リモート デスクトップや、ANYDESKといったアプリが存在します。
導入の手軽さから私はこれらのアプリで今までは自宅PCへ接続していました。しかもモバイルノートパソコンで接続していました。
しかもほぼ100%横にはipadを同行させていました。
何故そのようなことをしていたのでしょう?
なぜならホイールクリックや、右クリック、ホイールスクロールにipad版のChrome リモート デスクトップや、ANYDESKでは対応が出来ていなかったからなです。例えば右クリックを行いたければ2本指でタップします。ところがTrend-Pointでは右クリックで点群の回転をさせることになり、タップによる福井コンピュータアプリの使用は絶望的に不便でした。
そのためモバイルPCにマウスを接続して外出先から自宅PCを操作していました。
ところが2020年3月にiOS13.4からアップルがかたくなに拒否をしていたiPadにおけるトラックパッド・マウスに対応したことで、Microsoft リモートデスクトップ アプリが2020年6月マウス・トラックパッドに正式対応しました。
このことは私も当時からキャッチしていたのですが、LogmeinやChromeリモートデスクトップのような導入方法とは少し毛色が違い、感覚的に使い方が分かるようなモノではなかったため、アプリはインストールしたものの、ずっとChromeリモートデスクトップを使っていました。もちろんその環境では福井コンピュータのアプリは使いません。
ですが、ここにきてモバイルPCを奥さんに奪われ、私用にもう一台ノートPCを購入しようか検討しているさなか、
といったポストがあり、そうだよねやっぱりiPadだけで何でもやりたくなるよね。と一念発起し情報収集しました。やってみたら簡単に接続出来ましたので、以下箇条書きで説明いたします。
接続先パソコンの条件
Microsoft リモート デスクトップの接続先となるWindowsパソコンの必須条件は次の3点です。
1.windowsのエディションがHomeではない事。Proへアップグレード是非しましょう。
2.windowsへのログインパスワードが設定されている事。私の場合はマイクロソフトにsauce@cutlet.comというメールアドレスでユーザー登録していましたのでそれを使いました。
3.windowsの設定で、リモートデスクトップ接続を許可している事。
パソコン側の設定
設定=>システム=>リモートデスクトップ=>オン
ここでリモートデスクトップユーザーを開きます。sauce@cutlet.comはアクセス権が既に与えられているので特に追加する必要はありません。
運悪くwindowsに設定したユーザーパスワードを忘れてしまた場合は、マイクロソフトへサインインして「パスワードを忘れた場合」から再設定するなりするほかありませんが、その他の方法としてPCにユーザーを追加登録する方法も有ります。
そしてリモートデスクトップユーザーの追加の所へ戻ります。
選択するオブジェクト名を入力してくださいの欄へsausecutletを記入して名前の確認をクリックするとPC名¥sausecutletが検索されてきました。OKをクリックすればリモートデスクトップユーザーにsausecutletが追加されました。
iPadからの操作
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