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モヤっとした感じ

人とのコミュニケーションのなかで、
なんだかわからないが、
モヤっとした感じが残るときがある。

このモヤっとしたのを捕まえてみると、
自分のことがもっとわかるよね?
ということで、モヤを待ってみた。

早速、来た来た。
朝の通勤電車。
言葉は交わさないが、相手のその行動にモヤっ!
睨み続ける私に、相手は悪びれる様子もなし。
グレーのスーツの似合う素敵な男性であった。
おそらく、いまから出勤する会社内では爽やかな好青年であろう。
おそらく、職場で困っている同僚や後輩には親切に接するであろう。
おそらく、家族や友人には頼りになる優しい存在であろう。
しかーし!この男の本性見たり。

意図的に人を押しのけてまでも、この電車に乗りたかったのね。

目の前の敵を見つめながら、モヤを調査してわかったこと。
わたしにもそういう面があるんだ。ということ。

知っている人の前では、失礼な行動はしない。
では、知らない人の前での振る舞いはどうだろうか。

状況が同じなら、この男と同じ行動をとる可能性はゼロではない。
頭を思いっきり殴られたような気がした。
どうだ?わたし。

知っている人の前では、カッコつけているだけなのではないか?
本当は人に対して、失礼な態度や行動を平気でできる人間ではないか?

少なくとも、
失礼かそうでないかの判別はかろうじてできていることはわかったが、
いつも正しいわたしではないし、相手によって変わるわたし。
わたしのなかに、あの青年を見た。

これを紐解くといつもの場所にたどり着く。
誰かから、とっても失礼な態度や行動を受けた過去。
この経験が見ず知らずの相手へ向けることになるとは。
この世界、気づくとこの連鎖が蔓延しているよね。

わたしは、ここから脱出する。
あの青年には心から感謝。である。

はぁー。モヤの種類はまだまだあるんだろうな。
モヤの解明はこれからも続く。


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