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読書感想文『ムーミン谷の彗星』ヤンソン 下村隆一訳

あらすじ

ムーミン一家に家が半分壊されたというジャコウネズミがやってきた。
事情を知ったムーミン一家は家に住まわせてあげることにする。
そのジャコウネズミは陰鬱で嫌な事ばかり言う上、やがてやってくる彗星によって世界が滅亡するというのだ。
心配になったムーミントロールは彗星を調べに行く。
多くの人は彗星の事を信じないが果たして本当に世界は滅びてしまうのか。

嫌な奴ばかりだけど…

ムーミンにでてくるキャラクターははっきり言って嫌なところがある奴ばかり。しかし、どこか愛嬌を感じる。
それはきっと人間らしいからかもしれない。
その上感情の動きが分かりやすいからだろうか。
何故そんな言い方になったのかわかりやすい。
児童書として評価される点はここにあるのかもしれない。

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