見出し画像

フランス ストラスブールのクリスマスマーケット~Marché de Noël de Strasbourg~

Bonjour!
こんにちは。

クリスマスも間近。サンタもさぞかし忙しくしている事でしょう。街中ではもみの木(sapin)を抱えて歩く人が増えてきました。我が家も例にもれず今年は去年より少し背の高いサパンを持ち帰りました。

さて今日はストラスブールのクリスマスマーケットの雰囲気を少しお届けしたいと思います。

1570年より始まったとされるストラスブールのMarché de Noël。
もみの木のクリスマスツリー発祥の地ともいわれるここストラスブールですが、実際にもみの木を飾り始めたという最も古い記述は1492年に、ノートルダム教会(ストラスブール)の古書に残されているそうです。

レストランやお店の外観の飾りつけは圧巻

夏が終わるとMarché de Noëlが始まる11月末までの間、少しずつクリスマスの気配を感じるようなります。街一番大きい広場であるPlace Kléber(クレベール広場)には、30メートルほどのもみの木が毎年10月下旬に運ばれ、そこから1か月ほどの期間をかけ準備が進められます。11月上旬には街のあちらこちらでシャレ(Chalet)と呼ばれる小屋が次々と各広場に運ばれ、まるでエルフがサンタクロースの手伝いをするかのように準備が進められ、それはもうウキウキするシーズンの始まりです。

シャレが連なって運ばれてくる様子

Marché de Noëlが始まりイルミネーションもつくと絵本の世界に飛び込んだような空間に一気に街の雰囲気は変わります。

街一番大きいPlace Kléber(クレベール広場)のもみの木

たくさんある小屋では様々な物が売られており、アルザス名物タルトフランベやシュークルートをはじめたくさんの食べ物、そしてクリスマスオーナメントなどの雑貨や地元のお店が立ち並びます。シンボルであるコウノトリのモチーフのものなどを探してみるのもよいかもしれません。

Place Kléber(クレベール広場)のMarché de Noël

また、Marché de Noëlに欠かせないもののひとつとしてホットワインを忘れてはなりません。ホットワインといえば赤ワインが一般的ですが、ここアルザス地方は、アルザスワイン(白ワイン)が美味しく、甘めのものが多いので、是非vin chaud blanc(ホット白ワイン)を飲んでみてはいかがでしょうか。お店によってはラム酒を足したり、柑橘系やスパイスの配合が違ったり、それぞれの味を楽しむことができます。寒い中冷えた体を温めるのには最高な一杯です。

子供達にはchocola chaud(ホットチョコレート)やjus d’orange chaud au miel(ホットオレンジジュースwithはちみつ)、jus de pomme chaud(ホットリンゴジュース)があり、同じく温まる事ができますよ。

コップも可愛いお土産に

ストラスブール内には大きく分けて15ほどの場所でMarché de Noëlが開催されています。街中を観光しながら回るのもおススメです。ストラスブール駅または大きな広場であるPlace Kléber(クレベール広場)のインフォメーションセンターにいくと、街中の地図やMarché de Noëlの情報冊子などをもらうことができます。

クリスマスオーナメントはお土産にもおススメです

Marché de Noëlはもちろん、各お店の飾りつけや町全体の飾りつけも楽しめるこの時期のストラスブール。近隣諸国から訪れる方も多く、いつも以上に多言語が飛び交い賑う、クリスマスまでのスペシャルな期間に是非訪れてみてはいかがでしょうか。

それでは、Au revoir ! À bientôt !!

ストラスブール大聖堂(Place du château)

*クリスマスの大聖堂は別途記事でご紹介します


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?