何が君の幸せ 何をして喜ぶ
突然ですが、皆さんにとっての幸せは何でしょうか。
星が降る夜でしょうか。まぶしい朝でしょうか。大切な人に降りかかった雨に傘をさせることでしょうか。
まあ正直星が降る夜とまぶしい朝が繰り返すのも楽しそうだとは思います。
悲しいことにそんな輝かしい日々は誰もが体験できるものではなく、誰もが楽しめるものでもありません。
その点大切な人の力になれるというのは大変気持ちの良いものでしょう。
当然ですが、誰にとっても等しく、正しい幸福などありません。
調べてみよう
「幸せ 種類」で検索をしました。
多過ぎました。
今回ピックアップしたいのは、精神科医がどうのこうの言っている幸福物質の分泌の要因から見る三つの幸せです。
(勉強になりました。)
曰く、幸せを感じる脳内物質は
①セロトニン
②オキシトシン
③ドーパミン
の三つが注目されているんだとか。
簡単に言えば、脳内でこいつらが出ていれば私たちは幸せなのだと。
それぞれがいつ分泌されるのかを紹介します。
幸福の優先順位
①→②→③の順でいきましょうと。そりゃそうでしょう。
まず自分の心身を整え、他者と交流をし、その状態を維持して対価を払いつつ達成感を得ると。
つまり
自分の健康を犠牲にするなあ!
ということ。
う~ん、無理!w
順番を間違えるとうつになり、健康問題を起こしてしまう。ごもっともです。しかし、抑えることなどできません。
なぜなら心がそうしたいと言っているのだから。
キャロル・マールス・ディーンハイムも言っていました。
「戦ってでも欲しい真実が、オレにはある」と。
しかしジーク・イェーガーは言いました。
「…いい天気じゃないか…もっと早くそう思っていたら…」と。
無理に心の叫びを捻じ曲げて心身の安定を図ることがストレスになる可能性もありますが、ふと空を見ればなんだか気が楽になることもあるかもしれません。
結局、なるようにしかならないのではないでしょうか。
私は、他者に認められた時が一番幸せです。もっと言うと、
「自分が認める自分を理解し、認めてもらう」ことです。
往々にして他人から褒められるのは元来の自分の長所です。しかし私が認めてもらいたいのはそうではなく、自分の努力や、意識の話でした。
私の場合、努力とは自分に向いていないことが対象であることが多くありました。そういったものは突出した結果になりにくく、認められることがありません。
その時、他者は結果として突出している私の元来の長所を認めます。そこには私の達成感がないのです。
こうした極めて自分本位な欲求は、自分のことを相当見てくれている人でない限り満たすことができず、大変苦労するでしょう。
一方、他者の評価を軸に生きているという人もいるでしょう。
そこのお前だよ、お前。
原因となっているのは自信の無さなのかもしれませんし、他者の尊重なのかもしれません。周囲の期待する自分に意味を見つける。認められることに幸福を見出す。そう言ってくれているならそうすべきなのだろうと考える。
こうした他人本位な考え方もまた、自分がどうあるべきなのかを他者に委ねることになるため、大変苦労するでしょう。
どっちをとっても大変そうです。心身の健康を図ろうにも社会の流れは止まることを知らず、人との関係もまた絶てません。
でもそれって悪いことなのか?
悪くはないのではないでしょうか。どっちにしてもやりようはあるのだと思います。
私の場合、自分の信じる正しさを信じ、自分の気持ちよさを大切にすることができれば大きな問題ではありません。少なくとも自分は自分を認めるのです。ただ、それができなくなった時、自分の正しさに疑問を感じてしまった時、心が折れてしまうかもしれません。
もう一人の場合、周囲の人々みんなが同じことを期待し、同じことを評価し、同じ道を示せば問題ないでしょう。ただ、人は多面性を持つため、関わる人々も多様です。それぞれに異なる自分を求められたとき、場面ごとに大きく異なる自分を演出する必要が生まれ、本来の自分や、進むべき道のどれを選択すべきなのか迷ってしまうかもしれません。
両者に大切なものとは
私が思うに、私たちには互いに見てくれる人が必要でしょう。友人でも、恋人でも、家族でも。
自分の正しさに疑問を感じた時、ちょっとした提案や助言、努力の認識、軽い冗談などをもらうことが大きな支えとなるはずです。
それは本来の自分や進むべき道に迷ったときも同様です。
先述の三つの幸福をその通りの順序で満たすことができる人は少ないでしょう。私たちに必要なのは、自分の幸福の追求に苦労しつつ、他者に目を向け、向けられることではないでしょうか。
結局何が言いたいのか
あなたは今気分が沈んでいるでしょう。それは僕が何を言わなくても、時間が解決するものかもしれません。
ただ、僕はひっそりとあなたを見ています。
今度また遊びましょう。
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