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レーズン酵母で作るトマトとハーブのおかずパン(動画あり)

ある時、早く食べ切りたかった塩トマト(トマトの瓶詰め)があったので
ミキサーでジュース状にしてパン生地に練り込んでみました。
それがとっても美味しくて、それからは我が家の定番パンになりました。

トマトの酸味が美味しいモチモチの生地で作るのは2種類のパン。
小さなフランスパン クッペと、中にチーズを入れた惣菜パン。
成形までは2種類いっぺんに作れるので、実はとっても簡単です。

材料

【材料】4個分(クッペ、チーズ各2個)
強力粉:300g
:5g
はちみつ:6g
レーズン酵母の元種:120g
トマトピューレ(塩トマト):100g
水:110g
ドライのローズマリー:大さじ1
チーズ:30g

作り方

1. オートリーズ(粉の給水タイム)
水に、塩とはちみつをよく混ぜ合わせ、ミキサーでジュース状にした塩トマト酵母元種を入れて粉気がなくなるまで混ぜ合わせる。ひとまとまりに混ざったら室温に30分おく。粉が水を吸って水和が進みグルテンが形成されるこの時間をオートリーズと言う。ここで時間を置くことで生地が扱いやすくなる。

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※補足
塩トマトは、100%トマトジュースやホールトマトでも代用可。ホールトマトを使う場合はミキサーか裏漉しをしてトロトロの状態にしてから入れて下さい。

2. 手捏ね、一次発酵
生地を台に出したら、生地を縦に伸ばすようにして捏ねていく。10分程捏ねて生地が繋がってきたら、今度は叩き捏ねをしていく。
手や台にくっつかなくなり、表面がつるっとしたら捏ね上がり。
タッパーに入れたら1時間室温に置き、それから冷蔵庫に移して一晩生地を休ませる。

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3. ベンチタイム
翌日、冷蔵庫から生地を出したら1時間ほど室温に戻しておき、生地が緩んだら作業台に打ち粉を振り、タッパーを逆さにして生地の重さで落ちてくるまで待つ。
生地を4等分にして、横長と丸型の2種類それぞれ2つ軽くまとめていく。
・横長(クッペ)…縦に3つ折りしてクルクル丸めたらひっくり返して閉じ目を下に。
・丸型(チーズ)…生地を中心に折り畳むように集めて丸めたらひっくり返して閉じ目を下に。
生地が乾かないように濡れ布巾をかけて室温で30分間休ませる。
生地が一回り緩む程度でOK。

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4. 成型
生地に粉を振り、大きな気泡をつぶすイメージで軽く手で押し広げる。
・横長(クッペ)…生地を中心に折り畳んでいく。真ん中、右、左→上下を返して同じように真ん中、右、左。しっかり閉じたら裏返して表面を張らせるようにして整える。
・丸型(チーズ)…ここでチーズを入れていく。生地の外側を薄く広げたら、真ん中にチーズを乗せる。外側の生地を寄せ集めてチーズを包んでいく。しっかり閉じたら裏返して表面を張らせて整える。

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5. 二次発酵
1時間~1時間半程度、二次発酵をする。発酵倍率の目安は1.5倍ほど。
二次発酵完了時には予熱が終わっているように、オーブンを250℃に予熱しておく。

6.  焼成
・横長(クッペ)…カミソリやクープナイフを使って、生地の表面に1本クープを入れる。
・丸型(チーズ)…ハサミで十字に生地をカットする。ハサミを上に引っ張り上げるようにするとカットしやすい。中の具材の上に好みでトッピングをしていく。
250℃に予熱したオーブンで18分焼いたら完成!

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生地に練り込んだハーブはバジルにしたり、中に入れる具材を変えても◎
クッペは切れ目を入れてサンドイッチがオススメです。
アレンジして楽しめる2つのパンでした。

作り方は動画でも紹介しています

YouTube トマトとハーブのおかずパン

使用した材料と道具


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