ライカエム1の半世紀 1

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ライカM2から距離計を外したカメラ
である。もともとライカM3が、当時のレンジファインダライカとしては、最高級の生堂思っていた。でもそれではコストがかかりすぎるということがわかったので、ライカの会社は手抜きをしたのである。光がファインダーの中で直角に交わって複雑なプリズムで光が行ったり来たりすると言うのはコストがかかると言うので、直角に光を曲げるのではなく、斜めに曲げて部品をシンプルにしたのである。

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