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朝日新聞の報道写真が戦前のテイラーホブソンレンズを使う面白さ。また勘違いが起こらなければ良いが…🐥4/11🐥

報道写真はカメラとかレンズのブランドにこだわらないのが普通なのでこの朝日新聞のカメラマンの人はなかなかいける人だと思う。戦前の英国製の映画用レンズを仕事に使っているのである。最近ではほとんど話題にもならないけれども戦前から戦後にかけて大英帝国のレンズは大変なブランドであった。どのくらいブランドであったかと言うとアメリカの映画撮影機の名門であったベル&ハウエルが英国製のレンズを激賞していたのである。1947年に登場したベル&ハウエルの雄一のスティールカメラであったフォトンについているのは交換レンズは全部寺ホブソンのレンズであった。第二次世界大戦直後の敗戦国ドイツで作られたありフレックスカメラにしてもそうであって当初の推奨する交換レンズは英国製であったのだ。それから20年位が経過してありフレックスのカタログはようやくドイツのレンズを推奨のレンズとして掲載するようになった。

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