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号外!!!会員メンバーが500人を超えて傍流写真主義が面白いことになっている

2週間前にスタートしたばかりの傍流写真主義のFacebook非公開であるがあっという間に500人のメンバーを超えてしまった。そのモットーであるが、写真の向上心を捨てること。15年ほど前にやっていたアサヒカメラの私の連載エッセイ、還暦からの写真の楽しみ入門のサブタイトルが向上心を捨てろ!であった。見えない的を狙うと言うのもその一つである。傍流写真主義のトップページの今はもう懐かしい写真屋さんの30分のカラー写真サービスの巨大な看板をやじさん喜多さんが東京の周辺部で探してきてそれがすごいのでタイトルに使っている。

もともとこの非公開のFacebook傍流写真集はやじさん喜多さんが立ち上げたものである。それで年長者と言うことで私が管理人をお引き受けしているが実際にアイディアを立ち上げたのは彼なのである。昨年ランドレジメと言う写真集でデビューした新鋭の写真家である。ただし40代半ばすぎだけどね。

大阪芸術大学で写真を教えた10年間は、写真教育不可能論の10年で何も実はなかったがスタートして3週間の傍流写真主義はその10年に匹敵する面白さだ。

メンバーの方がいろいろな写真を投稿してくださるのであるがなかなか良い方向に行っていると言うので私は拝見するのを楽しみにしている。要するに日常の意識のギリギリのところに存在している風景を皆さん拾ってくるのである。高梨流に言えばイメージの狩人ではなくスクラップの拾い屋さんであって写真の重要なキーポイントはそこら辺にあると思う。

このショットを見た時はびっくりした。最近ではテレビドラマがセットの建て込み料金を安くするために、例えば数年前に東京の鬼子母神の山道の家をカフェのように見せかけてそこで繰り広げられる無意味な青春ドラマであるがそこに私の知らない女優さんでガッキーとか言う人がいてそういうとこで下手な芝居を展開しているらしい。

これは明石の街に今でもあるお店らしいが創業昭和25年と言う看板もいいしうどん屋さんなのであるがその看板のロゴが実に今風なのも不思議である。しかもベージュ色のミゼットが止まっているのもすごくて、いかにも三流のテレビドラマライターさんが本に書きそうな光景が展開しているからこういうところでうどん作りの恋愛ドラマにすればトレンド入り間違いなしだな。

と言うような冗談はさておき傍流写真主義というのがなかなか可能性があると思うのは世の中の皆さんが撮る写真のテーマというのがあまりにもつまらないテーマ主義を狙っているからである。カメラ雑誌のメジャーなところが全部消滅してつまらないフォトコンテストに必死になって応募するような人がいなくなったのは非常に良いことだと思う。

傍流写真主義の1番良いところはアンデパンダンであってつまらない選者がいないところだ。

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