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防火用水は我々の世代のメランコリーなのだけど、逆さまになっているのはシュルレアリスト7/13(火)

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防火用水と言うのは第二次世界大戦末期に国によって強制的にそれぞれの家の前に置くことを義務付けられた小さな水をためるコンクリート製の容器である。青年時代はこれが東京のいろんなところにあってそれぞれの街並みのそれぞれの個性を表現するような存在として私にも親しいものであった。

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