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もう一度カメラの話をしないか? その22. 森山大道のペンタックスの使い方に刺激されて、当時の写真家志向の青年はみんなペンタックスを買った。

日本の写真家で東京の路上で1番遭遇する率が高いのは、森山大道である。中野駅北口とか新宿の曙橋の下の迷路のようなところで偶然に森山さんに遭遇するのである。この前中野駅の北口で森山さんの姿を見かけた時はいきなり声をかけると失礼にあたると思って私は彼の動きを見ていたら角のトイレに入っていった。ご老齢であるからそのまま倒れられたりすると困るので20分経過して森山さんの姿が見えなかったらトイレに入って声をかけようと思っていた。心臓発作何かでそういう間一髪のところで助かった人と言うのは私の周囲にいるからだ。

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