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1番最初のミランダカメラを半世紀ぶりに使って気がついたこと11/12(金)

1970年頃に大塚駅の近くのカメラ屋さんで冷やかしに入ったらウインドウの奥のほうにこのカメラミランダTがあった。値段は7000円であった。日本デザインセンターの初任給が35,000円であったから結構高いものである。そのカメラを持って川崎に行ったのは大学時代の友人を訪問したのであるがその時に川崎臨港バスに乗って車内を撮影した。当時の川崎臨港バスのシートは赤いベルベットであった。午後の日差しがその赤いベルベットのシートに当たっていてミランダを構えプリセットを絞っていったらファインダーの中でドラマが起こったのである。

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