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ウェストリストオークションのライカハンマープライスを分析する。その4 ライカM3オリーブBundeseigentum

西ドイツの軍隊のために制作された300台は作られなかったオリーブ色のライカM3である。実際には市販のM3と変わるところは全くない。3つのロットで生産されたが最初の2つのロットは通常ライカM3では使われていないかなり荒い模様の革張りがなされている。最後のロットだけは通常のライカの革張りで色が単にオリーブ色なのである。だから専門家に言わせると最初の2つのロットの軍用ライカはその木目のあらいグッタペール缶が手に入らないのでフェイクの制作はかなり困難であると言う。

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