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前世鑑定における雑感 ①

 前世鑑定をする際、わたしの場合はスチール写真が複数枚ズラッと並んでいるのを視るイメージとなります。
 それは基本的には動画ではないのですが、ときおり動画のように視えるときもあります。しかしその場合でも、活動写真のようにカタカタと不安定なものとなる感じです。いずれにせよ奥行きが薄い絵面です。
 画面に映り込む風景や物品などで時代背景などを推察していき(現代に近い物品の有無やガラスや街並みなどから見ていきます)、ご依頼者様だと思われる人物や周囲に映り込む人物の服装や外貌、家屋や建屋の特徴、あるいは植生などからある程度の地域の推定をしていきます。しかし、例えば植生から場所を限定していこうにも、大ざっぱにしか見立てはできません。言うなれば南方北方みたいなものしか読めないような感じです。もちろん、
ハッ!この植物は〇〇でしか確認されていないもの!
みたいな要点があれば別なんでしょうが、わたしにはそこまでの知識はないので如何ともし難いのも実際です。
 あとは窓ガラスというものの有無なども参照にします。窓ガラスが出始めた時期や地域などからの推察はやはり多少はしやすいです。光源とかもそうですね。ランプやろうそく、ガス燈なんかがあればだいぶわかりやすいです。
 また、わたしの前世鑑定だと音が伴わないので、声や音楽、雑踏などもわかりません。文字が見えれば地域特定は比較的容易になるかもしれません。 
 よって、視えたものに関してはこちらである程度調べたりもします。文化や歴史、情勢などからもある程度の特定は可能になることもあるので。
 そんな感じで、わたしとしては比較的慎重に、浮かんだイメージを幾度か消したりするのを繰り返したりしつつ、ご依頼者様の鑑定をさせていただいています。

前世鑑定はこちらからご依頼ください。


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