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新作シングル「平然/ああ今夜もまた」の件

こんにちは!皆さん音楽は聴いてますか?

最近音楽を聴いてしかいなかった私が、久しぶりに曲を作ったので今回はその経緯を紹介したいと思います。

作品概要

2022年6月22日リリース
https://linkco.re/r7VGrQu4
Track 01  平然
Vocal, Lyrics, Music, Arrangement; キョド
Track 02  ああ今夜もまた
Vocal, Lyrics, Music, Arrangement; キョド

単独名義の作品は実に5年半ぶりで、

  • 2016年に制作したソロアルバム「ファーストラブ・シンドローム」

  • 音楽制作サークル ラムレーズンの「ラムレーズン Vol.8 〜LOVE知性2016〜」収録「ワールドワイド・アリガタワーズ」

以来となります。
それまでもポチポチとDAWをいじっていたり、過去作のリメイクや共作等で勘を失わない程度には続けていたのですが、ひとりで最後まで仕上げる気力がなく、気がつけば長い月日が過ぎていました。
ただ、この5年半でたくさんの音楽をインプットし、また暮らしも変わっていったことで、再び曲を作って世の中に投げてみたいという欲が復活し、今回シングルという形で個人活動を再開することになりました。

Track 01  平然 について

2曲のうち遅く手をつけた方です。といっても、2020年上期に開始していたようですが…
あえてJ-Pop的な起伏を控えめに、展開もシンプルにして、リズムで乗らせる曲を作りたくなったのが発端でした。
この頃はCity Soulのコンピアルバムにどハマりしていたり、応援しているアーティストが比較的硬派なサウンドの曲をリリースしていたので、モロにその影響を受けてます。

一方で歌詞の方は、内省的なものにすることをあらかじめ決めていて、サビの「平然 平然 平然」から他の部分へ広げていきました。
ラムレーズンで活動していた頃は、誰かにメッセージを伝える内容だったり、架空の人物のドラマを描いたものだったりが多く、主語がIの曲ってほとんど書いたことがなかったのです。
先に手をつけていた「ああ今夜もまた」が、時の流れに身を任せようくらいのスタンスの歌詞だったので、対比的に強気な歌詞にしてみました。どっちも酒に逃避しているのが気になるところですが笑

スウィングするリズムと、シンコペーション多めのメロディで自作曲ながら歌うのにかなり苦労しましたが、スタジオで借りたNT2-Aの録り音がよかったのも相まって素人が歌った割には結構イケた出来なのではないかと自己評価しています。

Track 02  ああ今夜もまた について

この曲は着手が2018年だったようです。半ば完成を諦めていましたが… 元々のアイデアは気に入っていたので、ふとした時に再び筆が進んで完成にこぎつけられて嬉しいです。
2018年はまだシティポップ・ソウル・R&Bといったジャンルに深く入り込んでおらず、大学時代によく聴いていたアニメソングやオルタナティブロックの延長線上で、16ビートのお洒落な曲のトレンドを感じ取っていた頃でした。
リファレンスはこの辺り。

大橋トリオやLUCKY TAPESが得意とする、チルいブラスのアレンジ、ドンピシャで好みなんですよね。
DAW(Logic Pro) 付属のStudio Hornsという音源が結構この手のアレンジに向いている音色だったので、インスピレーションをかき立てられて楽器構成や曲展開は割とすぐに固まった覚えがあります。

どちらかというと歌詞が難産で、上でも触れましたが自分の考えていることを書くことに慣れていなかったので、リハビリにしてはちょっとハードすぎましたね。最終的には仕事帰りに晩酌してる時のアンニュイな雰囲気がうまくかけたのではないかと思いますが。

今後

みなさんからの評価はどうあれ、独力で曲を完成させるという体験を2回できたので、次回作への意欲も前向きに持てています。
次回もまた2〜3曲のシングルでリリースできればいいなと思っています。
今作は3〜4年前にハマっていた音楽から影響を受けたものなので、次回はもうちょっとタイムリーに今好きな音楽を作っていたいです。

ということで、今後ともわたくしキョドと作品たちをよろしくお願いします!

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