AIデザイナーが降臨?ChatGPTでロゴ作成に挑戦
デザイナーのemiです。
ChatGPTをWebデザインの作業に取り入れる検証をいろいろしているのですが今回はロゴを作ってもらえるのか試してみることにしました。
ロゴジェネレーターはありますが、用意されたカテゴリから選択していくのではなく、具体的に指示を与えてロゴを作成するとどのようなものができるのか実際に試してみます。
内容は前回のWebデザイナーがChatGPTを使ってみた:その感想と活用方法で出してくれたWebサイトを制作するにあたって、ロゴを作りたい。という想定です。
とりあえずこの情報だけでどんなものを出してくれるのか期待しました。
ケーキっぽいロゴマークを出してくれました。(いちごが裂けててちょっと怖い)
カラーのロゴを生成してくれたので、次は塗りがないパターンをお願いしました。
色がないとケーキだということが分かりづらいと思ったので、もう少しケーキに見えるようにお願いしました。
ケーキっぽい雰囲気というキーワードからChatGPTが
ショートケーキの層
クリーム
いちご
という情報で新たなロゴを生成してくれました。
ロゴマークだけではなくロゴタイプも提案してくれるのだろうか。と思い文字の部分もお願いすることにしました。
そこでまだ店名の情報がなかったので、店名も考えてもらうことにしました。
いちご
ケーキ
という情報からイメージした言葉を組み合わせた店名を候補として出力してくれました。
他にも提案できるのかを試すために、次の質問をしてみました。
言葉の順番を入れ替えただけでした。これは質問が悪かったかもしれないです。そこで違う言葉を入れてもらえるような質問に変えました。
ちょっとダジャレっぽい感じにも聞こえる店名になりましたが、この中から一つ選んでロゴを作成してもらうことにしました。
ChatGPTが提案した中から選んだ物ですが、素晴らしい選択です!と誉めてくれました。店名はテキストで追加してくれました。
ロゴマークのいちごがなぜか最初に質問した時から裂けているのが気になっていたので、別パターンを出してくれないか質問してみました。
いちごというよりトマトにも見えてしまったので、改善できるのかを試すために次のように質問してみました。
謝られてしまいました…
いちごとケーキの情報ではこの辺りが限界なのかもと思い、次はフォントの部分を調整できるのか試すことにしました。
スクリプト書体のフォントで提案してくれました。フォントの選定はどこまでできるのか気になったので、次はもう少し細いものでお願いしてみました。
確かに少し細いフォントになりました。
Googleフォントの中から選んでくれたとのことで、コーディングの場合に追加してください。とlinkタグの部分も出力してくれました。
具体的な指示ではなく、ふんわりした指示でもフォントが変更になるのかを試したくて、次のように質問しました。
きちんと前回のフォントより細いものを提案してくれましたが、横に長いフォントになったので、一つのまとまりとしてのロゴを出してくれればいいなと思って次の質問をしてみました。
現状のままで境界線を引いていた理由に納得しました。
質問の仕方がまずかったと思い、条件を追加するような質問に変えてみました。
横並びではなく。ということでマークの下でテキストを配置し、正方形の枠の中で収まるようなサイズで出力されました。
枠には収まっていますが、中心はずれてしまっています。この中心からズレている部分は自分で直せるので今回はここで終了することにします。
まとめ
今回、質問時に文章の中で指示を混ぜているのは、文面にある指示をどこまで汲み取れるのかが気になったので、箇条書きにできる部分も話す口調にしました。
質問の仕方にもよりますが、形を考えてSVGコードを出してくれるということが分かりました。一度出してくれたものを調整する作業は人に対してでも、AIに対してでも言葉選びが難しいですね。
おまけ
ChatGPT3.5と4ではどのくらい違いがあるのかな。と試してみたところどちらの方優れている。とは言えない感じの結果でした。これからもっと違いが出てくるのでしょうか。
抽象的なこのカタチはキライではないですが、ケーキとは分かりづらいかもしれないです。
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