おじさんの介護⑤(退院から2週間後) #ハンドメイド実践日記507
記事を分けてしまったので時系列が若干前後します。
今回から急展開。
長くなると思いますが一気に書きます。
5日間の入院を終えて2週間が経過し、おじさんは歩けなくなりました。
そのタイミングで息子がたまたま東京から帰ってきて翌日、東京に戻りました。
その時は歩けなくなったのを見てもらって良かったと思いました。
歩けないと言っても痛くて歩けないだけで足が立たないわけではありません。
夜中の2時ころ電話が掛かってきて、トイレに行こうとして動けなくなってしまった。
悪いんだが来てくれないか。
行ってみたらトイレの手前の壁にもたれかかって動けなくなっている。
おばさんは?
って聞いたら台所でひっくり返ってて、これまた起きれない^^;
こんな感じで毎日のように時間関係なく何度も何度も電話が掛かってきては呼びだされます。
退院して、コケてからも1ヶ月が過ぎようとしてるのに何で悪化してる?
いつの間にか足もパンパンに腫れてました。
痛み止めは無いのか?
と聞くと近くの内科でカロナールという弱い薬を処方してもらってました。
素人から見ても効くはずがないと思いました。
車で一時間のところで中高の同級生が整形外科をやってます。
内科も見てくれるので、娘も赤ちゃんの時から連れてってます。
嫁の頭痛薬をもらいに行くのを口実に、おじさんの件を相談してみました。
とにかく痛みを取ってあげて欲しいというと、カロナールだと効かないと思うよ。
大きな病院だと対応が難しいだろうから紹介状を書いてもらったら痛みを取るための処置はするよ。
そのまま1時間半掛けて入院先の病院へ行きました。
先生に事情を話すと、こちらとしてもそれが助かりますって。
え?そうなの?
患者の横取りになるのかと思ってました。
すぐに友人に連絡したら必要な情報を用意して欲しいと病院側に連絡してくれました。
作成に数日掛かるし郵送するので5日くらい待ってくれと言われて腹が立った!
こっちは痛みで全く動けない!
緊急なんで早急に何とかしてくれ。
と言うと明日の午前中には用意しますって。
なので翌日、予定の1時間前から病院へ行って待ってました。
本当はおじさんを連れて昼から友人のところへ行くつもりだったけど、おじさんが痛みで動けない。
まずはわたし一人でレントゲンのCDと紹介状を友人に届けました。
そしたらレントゲンを見た友人が、肋骨が6本折れてる???
退院して、どこの病院へ行ってたの?
え?
どこも行ってないよ。。。
コルセットは?
見たことない。。。
そもそも下半身が痛いとしか聞いてない。
この時は本人居ないし全てが謎でした。
で、この時の紹介状の内容とレントゲンなど頼んでいた情報がキレイに漏れてたようです。
わざわざ取りに行ってもらってこんな事言うの悪いんだけど
必要な情報が入ってないんよ。
血液検査も頼んでたのに入ってない。
レントゲンもこの下の部分が大事なのに。
友人も腹を立てて、その病院に再度必要情報を用意してくれと連絡してました。
国、県、市立レベルの大手病院です。
頼んでで漏れてたので情報は用意してある訳です。
では明日、郵送するので3日もあれば届くと思います。
またかい!!!
その時点で16時前です。
普通に行って18時前かな。
車で移動しながら電話して今から取りに行きます!
18時前には行けると思うんで、もし受付がしまってるなら守衛さんにでも渡しておいてください。
いえ、17時には受付は閉まりますので間に合わなければ明日郵送します。
自分らのミスでふざけやがって!!!
今から向かうけど絶対間に合わないんで、その時は明日の朝行きます!
だから郵送はストップして!
高速だと乗るのは近くても降りてからが遠い。
1時間だと微妙。
新しく出来た東広島バイパスのほうが速いかも。
ダメ元で行くしかないよね^^;
そしたら16時半過ぎには病院に着いて、17時にはおじさんとこへ戻ってました。
これには友人も驚いてました。
まぁわたしが一番驚いた(^^)
1日でも早くおじさんの痛みを取りたかったので、嫁ように貰ってたロキソニンというキツ目の痛み止めを飲ませて良い?
と聞くと高齢だから、まとめて渡したりせず、必ず管理してね。
飲ませてみないとわからないけど気持ち的には少し安心。
無理してでも車に乗ってもらわないと意味がないから。
すぐに痛み止めを飲ませて朝も飲ませました。
若干は痛みが弱まったみたいだけど、歩くとなると辛そう。
そこは無理をして車に乗ってもらいました。
おばさんも連れてかないと母が辛いのでおばさんも乗せて。
新しいレントゲンを見てもらっても大事なところは写ってないみたい。
色々と身体を押さえながら確認してもらったところ、おじさんは痛みに強い?らしい。
ひょっとしたら高齢のせいかも。
肋骨が6本折れて全く痛みがなかったみたい。
普通だと本人が痛がってすぐに病院に連れてくのに痛くないんだから気付かない。
ごくごく稀にあることらしく発見が遅れるらしいです。
多分、肋骨も完治はしてないけど、くっついて来てるはずなので放置で問題なし。
コルセットは退院した時に肋骨が折れてるんで帰りに売店で買って帰ってくれって言われてたらしい。
よくわからずそのまま帰ったみたいだけど、これはおじさんが悪いの?
この時は仕事があって送迎だけしたので、わたしは知りませんでした。
友人が言うにはレントゲンに写ってないけど尾てい骨が折れてると思う。
痛みは神経が骨に圧迫されての痛みだろう。
確かにビリビリするって言ってた。
ギックリ腰の痛みか。。。
わたしも何度もやってるけど、あれはキツい。
おじさん、よく我慢したよ。
そうとわかれば尚更痛みを取ってやらないと。
ただ、これは全て友人の推測です。
MRIを撮れは原因が特定できて次の処置に進めるけど、ペースメーカーを入れてるんでMRIは撮れない。
友人がペースメーカーの手帳を見ていて、あれ?これMRI撮れる最新のやつじゃん!!!
そう言えば古いやつが正常に動作しなくなって去年交換したんです。
ただし条件付きでペースメーカーを入れた病院でのみ検査可能。
そう、例の大手病院です。
すぐにMRIの予約を入れてくれました。
日程は調整後、わたしの携帯に連絡してもらうことに。
うん、少しずつでも話しが進んでる。
おじさん!もう少し辛抱してね!
おじさん連れて帰る途中で電話がありました。
3週間後になりますが予定は大丈夫でしょうか?(^^)
さすがにこれには切れました!
こっちはお宅の不手際のせいで苦しんでるんだ!
3週間も待てるか!!!
では、再度調整してみます。。。
3週間が2週間になっても同じなんだよ(T_T)
10分くらいして電話が掛かってきて
明日の16時からはいかがでしょうか?
は?明日???
やれば出来るんじゃん。。。
もう何がなんだか。
友人に伝えたところ、今後の参考にさせていただきます(^^)って。
これは極端すぎるけど大きな病院では大きな声を出した者勝ちのところはあると言ってました。
翌日、MRIを撮りにおじさんと二人で行きました。
母が無理をしようとしてたのがわかったので悪いんだけど家でおばさんと留守番しててって。
車を駐車場に入れないといけないし、おじさんは歩けないし。
病院に着いてから詰んでることに気付きました。
仕方ないので送迎用の場所に車を停めて、おじさんを車へ放置。
受付を済ませ歩けないと言うと車椅子を持ってこようとする。
痛みで座れないと言うのに持ってくる。
まだ歩行器のほうがマシなので歩行器で痛い痛いと叫びながら病院内へ。
ホント胸が痛い。
すると若い看護師さんたちがすぐに気付いてくれて、どうしました?
痛くて歩くのも座るのも無理と伝えました。
即、手の空いた人達で連携を取ってくれてストレッチャーを持ってきてくれました。
ようやくおじさんの痛いの声も小さくなって。
そのまま看護師さんたちがMRIの先生に連絡を取ってくれて部屋へ呼ばれました。
検査の2時間前に来るように言われてたのですが、おじさんを2時間も待たせるわけにはいかないと言ってくれました(T_T)
極力移動もしないようにして医師のほうが移動するようにしますって。
予定も出来るだけ押し込んで早めます。
その後も次々手の空いた看護師さんらが交代しながら対応してくれて、涙出た。。。
おじさんも、ありがとう、ありがとうって。
あ、車を動かしてきます!
って車に行ったら駐車禁止!って貼られてた。
何度も受付や看護師さんに車のこと言ったら緊急なんで大丈夫ですよ(^^)
って言ってくれてたのに^^;
一応、途中で守衛さんのところへ長い間、送迎場所に停めてスイマセン。
って言いに行ったら全然大丈夫ですよ(^^)って。
あら?と思って、貼られてました^^;
って言ったら、貼るなって言っといたのに、あの馬鹿が!!!
あとでしっかり怒っとくんで、ごめんなさいね(^^)
帰りに、しっかり説教しときましたよ!って言われました(^^)
無事MRIも終わり、結果はいつ貰えますか?って聞いたら
明日の午前中に先生に紹介状を書いてもらってと看護師さんが言うと
先生が今日、すぐに書くからって。
ただCDへのデータの準備が明日の10時以降になるんで10時半には用意出来ます。
翌日9時半に行って待ちました。
そしたら10時から作業開始って聞いてたのに9時45分には用意してくれました(T_T)
そのままおじさんを迎えに帰って友人のところへ。
やはり神経なのは間違いなさそうなので、手術になると思う。
取りあえずブロック注射が出来そうなのでやっておこう。
1日で効果は切れるけど痛みは和らぐと思うよ(^^)
例の大手病院にこの部分の名医がいるんで、ここから先はその先生に任せたほうが良い。
紹介状を書くから連れてってあげて。
ここで再び来週来いと言われましたが要領はわかってたので翌日朝から診てもらうことに。
ホント何度も何度も何なんだよ。
取りあえず友人の病院からの帰りに、おばさんのケアマネージャーに連絡しました。
わたしは全く面識がありません。
と言うのが、実はおじさんが動けなくなってから、わたしがオムツ交換に行ってました。
10年前まで15年間施設で働いてたのでブランクはあっても慣れたもの(^^ゞ
おじさんは最初抵抗があったみたいですが。
それがわたしがオムツ交換するようになってから急に何も食べなくなりました。
本人は痛くて食べれないと言ってたけど、すぐに察しました。
甥っ子に便の処理をさせるのに抵抗があったのでしょう。
食べたら便が出るから食べなくなった。
だからヘルパーさんを付けるのが最善だと考え、介護認定を取るためにまずはケアマネージャーかなって。
わたしもその辺りはブランクもあり定かで無かったけどケアマネージャーを頼るのが一番と思いました。
おばさんのケアマネージャーということで友人のとこから帰った時には家の前で待ってくれてました。
すぐに介護認定の手続きをしてくれて実費でも構わないと伝えると
見切りで介護ベッドとヘルパーさんの手配をしてくれました。
夕方には両方揃ってた(^^)
夜中はわたしが交換するからと昼間に3回来てもらうことにしました。
あとは追々相談しながら調整しましょうということで。
その頃にはブロック注射が効いて痛くないと喜んでました。
久々におじさんの笑った顔を見た気がする。
明日からまた痛いんだよ。。。
翌日、朝から紹介状を持って再度、別な先生の受診へ。
その時は入院させてもらえたらという気持ちで行ったので
母とおばさんも連れてきました。
前日と同じように送迎用のところへ車を停めて、まずは守衛さんのところへ。
昨日はごめんね、今日は大丈夫だからね!
と言ってもらいました(^^)
取りあえず、おじさんをどうしたものか?
と一人で病院に入ったところで昨日のMRIの受付の人がたまたま通り掛かって声を掛けてくれました。
今日もおじさんの受診ですか?
そうなると移動にベッドがあったほうが良いですね。
すぐに手配してみるので少しお待ちいただけますか(^^)
一昨日くらいまで、この病院、不信感しかなかったけど、とにかく暖かくて嬉しくて。。。
すぐに新しい先生が来てくださって説明してもらいました。
MRIの結果をみて大体わかったようです。
友人の見立てと違ってましたが、友人が紹介してくれたこの先生。
推測だけどと説明をしてくれましたが只者でないと思えました。
やはり神経を圧迫してるけど、本人の痛みの場所を確認したところ、どうも予想と違ってそうだ。
そうなると若いけど自分より有能な医師がいるので、そちらに任せたいと思います。
もう少し検査をしないとわかりませんが手術は難しいと思います。
まずは痛みを取ることが先決なので即入院しましょうということに。
おばさんの件は何も進んで無いけど、おじさんの痛みを取るのが最優先。
取りあえず今晩おばさんをどうする?
って状態でしたが即答でおじさんの入院をお願いしました。
おじさんの件はこれで一旦、一段落。
今回の記事は1週間くらいの出来事です。
言われるままに、病院に従ってたら何ヶ月掛かってたんだろう。