黒川和伸

合唱指揮者。東京藝術大学大学院修了(音楽教育)。昭和音楽大学・昭和音楽大学短期大学部講…

黒川和伸

合唱指揮者。東京藝術大学大学院修了(音楽教育)。昭和音楽大学・昭和音楽大学短期大学部講師(合唱・合唱指導法)。VOCE ARMONICA指揮者として全日本合唱コンクール全国大会6大会連続金賞受賞。日本合唱指揮者協会、日本声楽発声学会会員。千葉県合唱連盟理事、松戸市合唱連盟理事長。

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黒川和伸後援会のご案内 2020年4月6日、合唱指揮者黒川和伸の応援・サポートをしていただける方々を対象に、後援会を発足いたしました。 黒川和伸を応援・サポートしていただける方々と黒川との親睦を深めていけるような会にしたいと考えております。 つきましては、本会の趣旨・目的をご理解いただき、是非後援会にご入会いただければ幸いです。 活動内容 1. いち早く、出演情報をお届けします。 2. 日々の活動報告、活動秘話など、本人からのメッセージをお届けします(不定期配信)。 3. 後援会主催の会員様限定イベントを年1回程度開催します(別途会費制とさせていただく場合がございます)。 会費 月会費:1,000円 ※高校生以下(18歳以下)の方は、必ず親権者の同意(承諾)を得てからご入会ください。高校生以下(18歳以下)の方のご入会は予め親権者の同意(承諾)を得たものとさせていただきます。

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Q.10「支え」ようとして、力を入れて歌っているのですが、「力み」が取れません。何が原因でしょうか。具体的にどの筋肉を使いますか?

A. 「支え」ようとして、力を入れて歌っているが、「力み」が取れない場合は、以下のポイントをチェックしてみてください。 ①歌唱に関する力みは息を余計に吐いてしまうことが主な原因です(呼吸管理の不備)。 ②適正な呼吸管理をおこなうためには、胸骨を挙上して、肺が空気で満ちた状態を保持するために腹壁で胸郭を支えます。 ③②の状態を保ちながら呼気をすると(歌唱すると)、呼気筋が胸骨を下げようとする力と胸骨を下げまいとする腹壁の力が拮抗して体幹が緊張します(ラ・ロッタ・ヴォカーレ)。

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    • Q.9 アッポッジョの利点と教え方のコツを教えてください。

      A. 日本では一般的に、呼吸法、地声・裏声・頭声的発声、声の当てどころなどがそれぞれ別々に指導、練習されてきました。しかしこれを習得するためには一般的に時間がかかります。アッポッジョは指導者が姿勢や胸郭の安定を目で確認することができるので、他の呼吸法より指導しやすいため、指導や、初学者の基礎固めに適しています。

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      • Q.8 アッポッジョ(支え)とは何ですか?

        A. 「支え」とは何でしょうか?歌うのに邪魔な筋肉の緊張を「力み」と呼び、歌うのに必要な筋肉の緊張を「支え」と呼ぶとわかりやすいです。 例えば、肺からの呼気をコントロールする方法は2つあります。 ひとつは声門の閉鎖を強めて呼気をせき止めること、もうひとつは肺が収縮する速度を落とすことです。 のどに「力み」が生じるのは、肺の収縮を妨げる筋肉に「支え」が足りないからです。

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        • Q.7 息もれせずに、シンガーズフォルマントを声に含ませやすくするにはどのようなことを意識し、どのような練習をするべきですか?

          A. シンガーズフォルマントを声に含ませやすくするためには、適切な呼吸法と共鳴を身につけることが重要です。 適切な呼吸法を身につけるためには、アッポッジョを意識的に練習することが大切です。息もれがあるとシンガーズフォルマントがうまく出ません。胸骨を高く保ちながら呼吸することで、横隔膜の収縮を遅らせることができ、息もれを減らすことができます。

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        Q.10「支え」ようとして、力を入れて歌っているのですが、「力み」が取れません。何が原因でしょうか。具体的にどの筋肉を使いますか?

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        • Q.9 アッポッジョの利点と教え方のコツを教えてください。

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        • Q.8 アッポッジョ(支え)とは何ですか?

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        • Q.7 息もれせずに、シンガーズフォルマントを声に含ませやすくするにはどのようなことを意識し、どのような練習をするべきですか?

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        • 【note】黒川和伸後援会にご参加いただきありがとうございます。

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        • 【2024/03/31】

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        • 【2024/03/29】

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        記事

          Q.6 息もれが多く、響きが少ないのが悩みです。響きとは何でしょうか?また、響きを増やすためにはどういうことを気をつければ良いでしょうか?

          A. 息もれ声のように、声に息のノイズ(雑音)が混じると響きを減らしてしまいます。この状態は「アンチフォルマント」と呼ばれています。一方でよく響く声には「シンガーズフォルマント」が含まれています。

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          Q.6 息もれが多く、響きが少ないのが悩みです。響きとは何でしょうか?また、響きを増やすためにはどういうことを気をつければ良いでしょうか?

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          Q.5 合唱初心者の息もれ声の改善について、指導のコツを教えてください。

          A. ①息の吐きすぎに注意、ため息のように胸骨を下げながら歌うと息もれ声になります。 ②うなじの緊張が弱いと声門の閉鎖が甘くなり息もれします。 ③頬の表情筋(目の下の筋膜)を持ち上げ、鼻に息が抜けないようにすると息もれが減ります。

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          Q.5 合唱初心者の息もれ声の改善について、指導のコツを教えてください。

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          Q.4 合唱初心者に声門を閉じる感覚を伝えるにはどのようにするのが有効でしょうか?

          Q.4 合唱初心者に声門を閉じる感覚を伝えるにはどのようにするのが有効でしょうか? A. ・わざとねこ背になって、あかんべーのように舌を出して歌う ・咳をこらえる ・空咳をする ・重たいものを持ち上げる時の息こらえ ・ぞうきんしぼりをする時の息こらえ ・唾を飲み込む ・オエっと吐く真似をする あたりが良いかと思います。 そもそも音声を発するときには声門は必ず閉鎖しますが、歌唱技術以前の問題として、もともとハスキーな声の持ち主であったり、ため息まじりの優しい話し方をする人の

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          Q.4 合唱初心者に声門を閉じる感覚を伝えるにはどのようにするのが有効でしょうか?

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          Q.3 ボイトレの先生から声が柔らかすぎて鳴らしきれないと言われました。

          Q.3 ボイトレの先生から声が柔らかすぎて物足りない、鳴らしきれないと言われました。わざと汚い声を出すようにして声門閉鎖の練習するように勧められたのですが、うまくやり方がわかりません。なにかいい練習法はありますか? A. 「歌いだし練習」をおすすめします。「歌いだし練習」というのは、スタッカートの練習を行うことで歌いだしの声門の接近具合いを矯正し、バランスのとれた歌いだしができるように調節する練習です。 歌いだしの声門の接近具合いは、後続するフレーズの音色に影響をあたえま

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          Q.3 ボイトレの先生から声が柔らかすぎて鳴らしきれないと言われました。

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          Q2. 弦のように入りたいのにアタック気味になってしまいます。

          A. アタック気味になるときは、呼気よりも先に声門が閉じています。haやsaなど、無声子音+母音のシラブルで歌いだしの練習をして呼気の後に声門を閉鎖する(母音を発語する)感覚をつかみましょう。 3つの歌いだし 歌いだしには以下の3種類があります。 ・息もれした歌いだし 息が流れる前の声門の接近が甘く、息が流れすぎている。 ・硬い歌いだし 息が流れる前に、声門が固く閉じている。 ・バランスのとれた歌いだし 息が流れる前の声門の接近が適切で、息が流れはじめると適切に声が出る。

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          Q2. 弦のように入りたいのにアタック気味になってしまいます。

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          Q.1「歌いだし練習」とは何ですか?何の役にたちますか?

          A. 「歌いだし練習」というのは、スタッカートの練習を行うことで喉つめ声や息もれ声を矯正し、バランスのとれた歌いだしができるように調節する練習です。 歌いだし練習(スタッカート練習) 「ハッハッハッハッハ」と、スタッカートで歌います。一拍ずつ息つぎをすることで全ての音が「歌いだし」の練習になります。

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          Q.1「歌いだし練習」とは何ですか?何の役にたちますか?

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          Q.アジリティについて。アジリティとは何ですか?またそれは何に役立ちますか?またアジリティとアジリタとの違いについて教えてください。

          A. 英語の「アジリティ(Agility)」とは「敏捷性」の意味です。声楽技術の用語としてはイタリア語の「アジリタ(agilità)」に該当します。アジリタとは、細かく速い音符の連なりをすばやく歌うテクニックです。アジリティ(アジリタ)を練習することで呼吸器官や発声器官が固まりすぎないようにすることができます。

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          Q.アジリティについて。アジリティとは何ですか?またそれは何に役立ちますか?またアジリティとアジリタとの違いについて教えてください。

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          Q.息もれ声の改善について、コツを教えてください。

          A. ①息の吐きすぎに注意、ため息のように胸骨を下げながら歌うと息もれ声になります。 ②うなじの緊張が弱いと声門の閉鎖が甘くなり息もれします。 ③頬の表情筋(目の下の筋膜)を持ち上げ、鼻に息が抜けないようにすると息もれが減ります。

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          Q.息もれ声の改善について、コツを教えてください。

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          Q. 合唱練習において、特定の音のピッチがイントネーションの問題で低いと判断される場合について、指導を行うときのコツを教えてください。

          Q. 合唱練習において、特定の音のピッチがイントネーションの問題で低いと判断される場合について、指導を行うときのコツを教えてください。 A. ピッチについての指導が必要な合唱団員の歌唱および認識の状況には3つのチェックポイントがあります。以下にそれぞれのチェックポイントにおける場合分けに対する指導のコツを記述します。なお、ここでは「ピッチが低い場合」についてを取りあげていますが、「ピッチが高い場合」についても原則は同じです。 チェックポイント① あらかじめピッチを思い浮か

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          Q. 合唱練習において、特定の音のピッチがイントネーションの問題で低いと判断される場合について、指導を行うときのコツを教えてください。

          ¥300

          歌ってみてはじめて気づくこと(曲を歌って感じたことをメンバー同士で話し合う。)

          歌ってみてはじめて気づくこと。 合唱の練習をしてみると、しっかり準備していても、歌ってみてはじめて気づくことは少なくありません。たとえば、カンニング・ブレスや隣の人とのフレージングの不一致などは指揮者よりも歌い手たちのほうが違和感を感じていることがあります。 このような場合には「ここまでで気になったことをパートでミーティングしてください。」などの声かけをして歌い手の自主性に任せみたほうがうまくいきやすいです。(もちろん必要に応じて指揮者も助け舟を出しますが。) 合唱練習

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          歌ってみてはじめて気づくこと(曲を歌って感じたことをメンバー同士で話し合う。)

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          Q.「音程は合っているけど、なんか低い」はこれが原因ですか?

          A. 日本の多くの教育現場において「音程」という言葉が「音高(ピッチ)」と「音色(トーン)」「音律(イントネーション)」の概念を区別せずに使われています。 ①ピッチの問題(音高そもそもがちょっと低い)→姿勢・支えを調整 ②トーンの問題で低く聴こえる(音色が暗い、平べったい、こもっている)→声道を調整 ③イントネーションの問題(短三和音の第3音なのに低めに歌っているetc.)→音感を鍛える で改善していくことができます。

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          Q.「音程は合っているけど、なんか低い」はこれが原因ですか?

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          Q&A 楽譜に書いていない(書ききれない)ことを楽譜から読み取る。

          Q. 楽譜どおりに演奏できるようになったのですが、何か物足りない演奏になってしまいます。ここからどのような工夫をするべきでしょうか? A. 楽譜どおりに演奏できるというのは、誰でもできるわけではありません。すでにとても良い水準に達しているということをお伝えした上で、楽譜に書いていない(書ききれない)ことを楽譜から読み取って演奏に反映させましょう。 楽譜に書いていない(書ききれない)こととしては以下のような要素があると考えられます。 ①音色 ②アゴーギク ③フレージング(音

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          Q&A 楽譜に書いていない(書ききれない)ことを楽譜から読み取る。

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