竹林はるか遠く
ヨーコ•カワシマ•ワトキンズさんの本を思い出しました…
日本人少女の戦争体験記…
とある事情で4、5日実家に戻ることになり、
父親に連れられ初めて竹林が実家の所有地であることを恥ずかしながらこの歳で知りました。
山の奥野本当に頂上付近。
ここにタケノコができているというのでいってみることに。
田舎の山の裾野にリアス式海岸が広がる集落で育ち、
空気はもちろん麓も澄んでいますが、
山の上はそれはもう格別。
肌で感じる気温も空気感も別世界。
農道が整備されずその昔、
祖父母の時代までは
この林の頂上付近に田んぼを敷いて
お米も作っていたこと。
そこまで歩いて往復していたこと。
農機具も担いで、
子を連れて農作業していたこと。
時代を超えて想いを馳せ、タケノコを収穫しました。それでこの本を思い出してしまった。
物質面では豊かになったいまですが、
戦争は繰り返す。
何が幸せで何がありがたいのか。
老いた父の背中を見て
胸が苦しくなる
そんな1週間でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?