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迷惑かけないように生きる

昨年、ちょろばあちゃんは股関節の手術をしました。この年で体にメスを入れるなんて嫌だ。と暫く抵抗していたので、私は気持ちが固まるまで待つことにしました。

このまま老いてゆきたい。と

私はちょろばあちゃんの気持ちを優先したいと思いました。が、それは同時に歩けなくなるので介護が本格的になる覚悟もしなくては❗️と思っていました。

そのうちに段々と痛みが強くなり、ポジティブなちょろばあちゃんから「みんなに迷惑かけないように生きないとね!」といいだし、「やるしかないかな(^^)」と言い出しました。私たち子どもは「お母さんが手術すると決めるなら、どんな状態になろうとみんなで全力で支えるからね❣️」と伝えました。

持病があるちょろばあちゃんにはリスクが高く、命にかかわる場合もある。と言われていましたのです。

そして手術は無事に成功し、丸2日痛みに耐えて3日目の朝は痛みが消えて✨リハビリもすご〜くがんばりました。

我慢強いちょろばあちゃんは、手術後痛い痛いといいながら痛み止めも3回だけでがんばった。「看護師さん呼んで薬もらっても手術したんだから、痛いのは仕方ないんだし、看護師も忙しいんだから呼ばなくていいから。」と我慢していた。「我慢して痛みに耐えるのは、お母さんの心臓にも体にも良くないんだよ。持病を考えて弱い薬だから大丈夫よ。」と言ったら受け入れました。相当痛かったと思います。

ちょろばあちゃんの気持ちを優先に考えつつも、痛みに耐えているのがしのびなかった。周りに迷惑かけないように、というのが基本的にあるんだなぁと。

ヘルパーさんにも、「色々やってもらう側なんだから何も言わない。」と決めているようです。「文句を言ってたら誰も私の面倒を見てくれなくなるから。」と自分の気持ちはなるべく主張せずにいます。そうなると、周りはちょろばあちゃんにとって何が良いか❣️を考えてあれこれしたくなります😊

とても上手く人を回していると思う。可愛いおばあちゃんです💕いつも何かしてあげたくなります。それでも自分でやれるうちは生活すべてがリハビリだと。

「みんなに迷惑かけないように生きる。」ちょっと切ないがんばり、だからちょろばあちゃんが甘えるときはなんでも受け入れています。

ちょろばあちゃんの背中をみて、まだまだ教えてもらってます(^^)


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