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好きが止まらない6号 愛でる系クリップ

このクリップ。ハッキリ言って紙をどのように挟むのかも分からない。
挟んだところで、紙が落ち着かない。かさばる。からまる。こんがらがる…。

『使う』という視点からみると、落第点この上なし!なのです。

ただ、このビジュアル。この色・形。
一筆書きの要領で、どうしてこんなに見事に表現できるのかと思います。

イメージが『湧く』・気持ちが『湧く』という視点だと、ピカイチの成績。

使う文房具と湧く文房具。
これは、明らかに後者の文房具。

年に数回、机の奥から出してきては、色々な隊列に並べてニマニマします。まさに、愛でる時間です。

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そして、この愛でるクリップとお仲間クリップ達がこちら↓

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某ネズミ王国のお土産。「絶対、好きだと思う〜‼︎‼︎」と友達からもらったもの。はい、絶対好きです。さすが、私の趣味がわかっていらっしゃる〜♪

頭の上部、見事にミニーのリボンが見えるのが、また、スゴイ。なぜ、「ここの部分をちょいとこう曲げればこう見える」と思いつくのかなぁと思います。さすが、世界のディズニー!細部まで芸が細かい〜。

そして、これ↓ これは友達からの書類に使われていたもの。

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ペンギンをクリップとしてこんなに可愛いく表現できるとは〜。ただ、紙を挟むとペンギンと分からなくなるので私は挟めません。クリップなのに…。その時点で、愛でる仲間に仲間入り。

そして、変則技↓

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はさんだ上に吊れる〜‼︎‼︎  しかもハンガー型‼︎‼︎ これも友達セレクトです。何だろう……自分より、自分の趣味が分かってる人がいるという安心感。 このクリップは、大好きなポストカードをはさんで吊るします。

これは『なつのあさ』谷内こうたさんの絵本の1頁です。このカードとも高1からのお付き合い。夏になると取り出してくる1枚です。

角はスレ、シミがついても、この情景がやっぱり私の夏の原風景。

もちろん、仕事人クリップ三人衆のように、武骨で実用的なもの達も好きです。プロとして、求められている役割をキチンと果たせるということは、その本質をおさえられているからこそ。

ただ、こんなワクワクするもの達もやっぱり大切。ワクワクする・ホッとする・想いを馳せることで、自分という輪郭が浮かび上がる気がします。

愛でるためのクリップ~その存在も認めようと思いながら、年に数回、机の奥から取り出し、またそっと定位置に戻すのでした。

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