フリマアプリをクローゼット企画として見る
購入者として、出品者としてもよく利用するフリマアプリ。
基本、管理できないほどモノを抱えたくないから、着なくなった服はすぐに出品している。
クローゼットに余白があると見目が良い。
着たい服へのアクセスが良い。
服がたくさんないことへの寂しさはなくて、いかに少数の「大好き」で構成するかというのをここ数年考えている。
ただ、不要になった服もかつて「大好き」であったものが多く。
できるだけ服好きの人に手渡したいとの思いもあって、フリマアプリを活用しているのだ。
フリマアプリを活用している理由がもうひとつ。
それは出品欄。
フリマアプリの出品欄を見ると、その人のクローゼットを覗いているかのような気分になる。
もちろん手放すために出品しているので、厳密にはかつてのクローゼットというのが正しい。
紹介文とあわせて、その人のファッション遍歴を辿る。
何が好きで、好きだったか。
これから何を愛していくのか。
紙面やSNSでしか見ることのできなかった誰かのクローゼット。
「お得か」だけでなく、誰かの「好き」に触れるために今日もフリマアプリを開く。
サポートは書籍や、ちょっと良い紅茶(やる気スイッチ)に。不定期ですが見てもらえれば幸いです。