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言ってることが届くまで

自分の思考や想い、やりたいことは、そもそも発信しなければ誰にも届かない。届かないということは最早”考えてもいない”ことと同義かと思うほど何も起こらない。

想いと行動はセットでなくては、自分も他人も動かせない

僕が2016年2月に始めたギターのBlogは、書き始めた当初は27pv/月という数字だった。(pvはBlogの記事が何回表示されたという意味)

ほぼ毎日書いても、27pv/月は大きく変動することなく数か月続いた。

Blogがいかに無料で始められるメディアとはいえ、見られていないという現実は本当に堪える。「Blogを始めた人の9割が1年以内に辞める」というのはおそらく本当だろう。「発信しつづけることに意味があるんだろうか?」と思い出したら、続けるという選択肢より簡単な「辞める」を選ぶ理由もよくわかる。届けたい人に届かないんだから。

発信が届かないのは当たり前

でも、出来たてのメディアが誰にも届かないのは当たり前で、まさに平常運転だ。その誰かに届くキッカケを作るために多くの人がお金やノウハウ、他人の影響力を使う。

もちろんそういった努力も必要だし僕も使ってきた。

でももっと大事なことがある。自分の言いたい事、言っていることを届けるには、

・反応があるまで続ける
・何度でも同じことを伝える
・主張がブレない

この上記の誓いを愚直に実践した結果がBlogに表れてる。

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(2020/4月にコロナ巣ごもり需要でギター弾き語りの検索が伸びた直後、googleアップデートで一気にPVが減ったのは興味深い。このままPVが減り続けるのか、それとも復活があるのか・・・。)

やっぱり「習慣と意志」が大事なんだろうな。コツコツ続けると、まったく有名でない個人のメディアにも、月に数万PVの訪問者が訪れる。そのうち数%がリピーターになってくれる。

リピーターは「ファン」だと思う。文章のクセや思考・思想といった著者のマインドに共感し、Blogを何回も訪れてくれる人たちだ。

こういう一部の人に届く発信をしていると、少しずつ読者は増えていく。だから「いいね」「スキ」「フォロワー」といった見た目の数字に翻弄されていると、自分が発信することの本質を見失う。

「誰に」「何を」伝えるか。ここが達成できているのであれば、数字なんてあんまり意味が無いんだよね。

影響力が増える程できることは増えていくけど、影響力が持てるのは「ブレずに繰り返し発信し続けた結果」なんだよね。その結果が数字になるだけの話。

月3万PVのBlogを持っていたとしても、僕にはまだ影響力も拡散力も無い。「言っていることが届くまで」の道のりは道半ばだ。でも自分で実践した中で「自分の想いが誰かに届くまでは相当時間がかかる」、これがわかっただけでも大きな収穫だった。続ければ届く人が必ずいるという感覚もつかめた。

今は、動画、文章、声など、発信する方法はいくらでも選べ、どれも無料で始められる。敷居が低くなった分、届けたい人に届けることが難しい。そこに僕が体験してきた知見が少しでも活かせるのなら、どんどん伝えていきたいな。

必要な人に届くまで。

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