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ギターとプログラミングの意外な共通点

意外でもなんでもないかもしれないけど、ギターとプログラミングには以下のように共通点が多い。

 ・両手を使う
 ・頭を使う
 ・教材が豊富(専門学校もある)
 ・独学が可能(な場合もある)
 ・世界で通用する(かもしれない)

”できなくてイライラする”、"自分を天才と勘違いする"、”目的が無いと上達が難しい”、”成果が見えやすい”というあるあるも共通するところが面白い。

しかし、僕が注目しているのは「驚異の挫折率」という共通項だ。

ちなみに、ギターの1年以内の挫折率は90%程度と言われてる(2019年Fender社調べ)。実際、僕も過去に60名ほどギターを教えてきたけど今も続けているのは1~2人だと思う。始める敷居は低いが続けることが難しいのはどんな趣味も一緒なんだろうな。

僕はプログラミングは5年ほどかじった程度なので業界の肌感はよくわからないけど、昨今のプログラミングブームでプログラミングを始めた友人はことごとく辞めていった。長期間プログラミングに携わっていくような人材になりうる人は、プログラミングを始める人の数%なんじゃないかと言われてる。

ギターもプログラミングも、やりたいことがハッキリしてて、楽しくてご飯食べるの忘れるくらいじゃないと上達が難しいんだろうな。自分との相性が如実にあらわれる取り組みごとだと思う。

「ギターが弾ければプログラミングもイケる」にはならない

ギターが続けられればプログラミングもイケる、とかそういう比較対象にはならないけど、かたやアナログ要素の強いギターと、デジタル技術であるプログラミングにこれだけ多くの共通点が見つかるって興味深いな。

プログラミングをしてて1点付いていけないなと感じた部分は、プログラミングのスキルにはトレンドがあるというところ。デジタル技術は日進月歩で今日までの常識が明日ひっくり返ることもある。だからこそ参入障壁が低いって部分もあるけど、これはすなわち「勉強し続けなきゃいけない」ってことだ。

ギターにはそれがない。ギターももちろん一生勉強だけど、培った技術は衰えはしても「使えなくなる」ことはない。そこにギターの偉大な歴史と大きな魅力を感じる。

プログラミングに関しての僕は、道半ばといったところだけど、ギターに関しては今年で30周年だ。つまり挫折する90%からは外れたわけだ^^

ギターで挫折する90%以外の10%は生涯にわたってギターを弾き続ける

とも言われてて、「いかに挫折をかい潜るか」がギターを生涯の友とする分岐点になると考えてる。

そんな風に継続してギターに取り組める人を増やしたくて、ギターのオンラインレッスンを始めました。


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