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立ったまま○○するのってどんな気持ち?

こんにちは、チョップです。

せっかくなので、私が介護現場で働きながら体験したことや聞いたことを、少し脚色を加えてお届けしたいと思います。

介護現場で実際に働いている方ならば、笑ってしまう話かもしれませんが、介護にあまり免疫がない方は引いてしまうくらいのブラック要素満載ですので、念を押しますが…

これは、事実をもとにしたフィクションですからねっ!

暗い話ばかりの介護の世界ですが、一歩、その世界に足を踏み込んでしまえば、もう何が辛くて悲しいのかわからなくなって、なんだか笑えてくることもあります。

私自身も、勤めていた会社を辞めて、初めての老人ホームで勤めはじめた時のトラウマがいまだに消えません。

今となれば、笑い話ですがw

人知れず、暮らしていただけなのに…

介護業界で働いていると、様々な境遇の高齢者さんと関わるきっかけがあります。そのなかでも、幼少の頃から何かしらの精神疾患や、チック・吃音などを患っている方も年齢を重ね、高齢者施設に来られることもよくあります。

もちろん、全ての人が同じ境遇とは言いませんが、大体の方がその病気が原因でまわりから苛めの対象になってしまったり、家庭内で虐待を受けたことがあるであろう人も支援させていただくこともあります。

そのような方の多くは、自分の住み慣れた街から一歩も外に出ることなく、地元で隠れるようにヒッソリと生活されている方が大半ではないでしょうか。

自分のペースやルールの中で生活をしていたがために、コミュニケーション能力が極端に低く、介助者からのサポートに対して、強い拒否行動がみられることもあります。

ときには、それが暴力行為となって、介助者を傷つけてしまうこともあるくらいです。特に排泄の失敗により、衣類の更衣を行う必要があるときなどは本当に大変で、女性介護士一人ではとても手に負えないこともあります。

入浴の際にも、こだわりが強いのか、他に原因があるのか定かではないまま、何日も入浴できないこともあります。精神疾患により言葉を発しない方や吃音症の方は意思の疎通が難しい場合が多いので、間違ったサポートを重ねると、ますます風呂嫌いになってしまいます。

なんとかしてあげたいのに…

それでもなんとか試行錯誤を重ねてサポートを続けていけたとしても、その先の未来にはつながりません。それどころか、暴力行為や暴言が仇となってしまい、他事業所から利用を断られることもあります。要はブラックリストに乗ってしまうのです。

どんなに問題行動を未然に防いでいたとしても、その方を四六時中サポートし続けることは不可能です。他利用者さんに暴力や迷惑行為をした場合、施設側の信用問題にもつながります。

特にデイサービスやショートステイなどは、他利用者さんがご自宅に帰られた際に「あそこには変な人がいるから行きたくない」「なにもしてないのに悪口を言われた。」など、トラブルになることがあり、今後の利用を断わられることもあります。

そうなっては大変です。問題行動を起こしてしまう要介護者をみている家族からしてみたら「もうどこも面倒をみてくれない」「この先、自分にもしものことがあった時にどうしたらいいんだ?」と、先の見えない未来を突き付けられ、不安のあまりに体を壊したり、鬱になってしまう人もいます。

そうならないように打つ手段として、やはり出てくるのが「向精神薬」です。怒りの衝動や、問題行動そのものを抑えるために、向精神薬を服用することで少しずつ状態が落ち着かれるようになっていきます。

しかし、状態が落ち着いてきたのも束の間、今度はご本人の身体機能自体が低下していきます。今までスタスタとテンポよく歩いていたのに、うつむきがちになり、歩くスピードが極端に悪くなったり、傾眠傾向が強くなり、一日中、イスに座ったまま口を開けて寝ていることが増えたりします。

うつむいたまま歩くので、壁に激突して頭頂部に内出血ができたこともあります。まるでコントのように聞こえるかもしれませんが、実際に起こります。前を見ないで歩いているので、ちょっと目を離したしたすきに外へ出ていこうものなら大事故につながることでしょう。

今までご自身でトイレでの排泄ができていたのに、リハビリパンツやパット内に失禁している回数が増えます。トイレへ誘導して、トイレでの排泄を促しても、そもそも意思疎通が困難だったのが、さらに薬の作用で難しくなり、いつのまにか、床や部屋のどこかで排泄してしまっていることもあります。

さっきから廊下でボーっと立っているなと思ったら、パット内にすごい量の排便があったりします。「どうやったら立ったまま、表情一つ変えずにこんなすごい量の排便ができるの?精神薬の効果って半端ねぇな!」と、心の中で叫んでしまいます。

生まれたばかりの赤ん坊ですら、排便をもようしている時は顔を赤らめたり、小刻みに震えたりなどの兆候で察知できるものですが、顔色一つ変えずに立ったまま無表情で排便していると、自分のところに排泄物の臭いが辿り着くまで全く気付きません。

たとえ、そのような状態になってしまっても、要介護者である家族からしてみれば、元に戻してしまうと、また介護サービスを受けられなくなるのではないかという不安から減薬することに消極的となり、現状維持のままで現在のサービスを受けられる方を選ばれることが多いです。

こんな時に、向精神薬ではなく、医療目的で大麻を使用することができれば、もしかしたら違う未来が待っていたのではないかと思い、いつもやるせない気持ちになります。

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とりあえず…この先どうする?

その方をサポートする介護従事者としても、できることなら減薬して、ご本人の負担を少しでも減らしてあげれるように様々な手段を考え、ご家族と相談を重ねながら長期的な介護計画を提案していきたいのですが、様々な事業所を契約して介護サービスを受けている場合、それを実現するのはとても難しいです。

なぜなら、自分たちの事業所で特定のサービスを提供しても、他事業所で全く同じサービスを提供できるかは、事業所の規模や提供できるサービス内容によって違うからです。

提供できるサービスの統一が難しいのであれば、なおさら大麻でよくないでしょうか?大麻の力を借りることで、その方の状態が改善されたり、QOLも上がります。もしかしたら、コミュニケーションも取りやすくなるかもしれません。

その人が服用する薬は、どの事業所へ行っても変わらないわけですから、大麻成分を摂取できるようにすれば、新たな次のステップへ移行しやすいだろうし、なによりもご本人が大きなストレスを抱えなくてすむのではないかと僕は感じています。

特別養護老人ホームに入所できるのなら、その人に合った介護サービスを長期計画や短期計画などに分けて、提供することができるのですが、おいそれとはうまくいきません。

特別養護老人ホームは、どこも順番待ちでいっぱいです。なぜなら、老人ホームのなかで生活している利用者さんが亡くなったり、なんらかの病気で入院されることで老人ホームへ戻れる目処が立たない限り、部屋が空かないからです。

介護する側に立つ日は突然やってきます。

今まで、介護のかの字も知らず、「自分には関係ない」と思っていたとしても、そんなこと関係ありません。誰しもが「まさか自分が?」と思うのです。

この国は高齢者介護に関わらず、障がい者に対する認識が全くと言っていいほどありません。共通認識としてあるのは、介護に対する「負のイメージ」のみではないでしょうか?実際、自分自身も介護する側に立つまではそうでした。

何もしていないのに横を通りかかっただけで怒鳴られたり、更衣の介助中に胸ぐらを掴まれたり、入浴介助中に噛み付かれそうになったり、いきなり殴られたことだってあります。

もう、いきなりすぎてビックリしてしまい、逆に笑ってしまうことばかりですw

私のような介護従事者にとっては日常茶飯事なことですが、これがアナタの身に降りかかってきたとき、アナタはどうしますか?笑って済ませますか?

もし、この記事がアナタの目に留まり、最後まで読んでもらえたのなら、認知症高齢者介護に大麻を有効活用するための知るキッカケとなることを願います。

介護する側も、される側にも大麻は必要です。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

私は、全ての介護・福祉従事者の方や在宅で介護をされている方に少しでも多くの情報をお届けしたいがために、無料で掲載しております。

少しでも「チップ」という形でご支援頂けるのであれば、noteを続けるモチベーションにも繋がりますので、サポートが可能な方は是非よろしくお願い致します。少しでも私に興味を持っていただけましたら、「スキ」と「フォロー」も、よろしくお願いします。

現在の日本で大麻を使用することは違法です。大麻に対して、多くの人が偏見を持っていることも重々承知しています。ですが、現在合法となった国も以前はそうだった国がほとんどです。

ですが、2020年12月に国連が医療大麻の有用性をついに認めました!まだまだ全世界が、大麻の有用性について賛同したわけではありませんが、現在、約50カ国が大麻を医療目的として使用しています。

世界は、大麻に医療目的として使用する価値があると気付いているのです。それは、私達と同じ日本人の方でも気付いている方が増えてきています。

「百聞は一見にしかず」といいますが、「百聞は一服にしかず」です。そんなに大麻が嫌なら吸わなければいいだけですし、大麻の恩恵を受けたいけど、ハイになるのが嫌だ・怖いと思われるのなら、ハイにならないように摂取すればいいだけです。

ただ、大麻を必要としている人は確実にいます。その人が穏やかに暮らしたいと願う気持ちや、医療目的で大麻を使用したいと願う人の権利を、無知や偏見で奪ってはいけません。

この記事や動画が、人々が持っている偏見を少しでも薄くすることができ、貴方自身が大麻について「もっと知りたい」と思っていただければ、嬉しいです。

大麻のことについて、もっと知りたいと思ってくれた方は、是非、下記リンクをご覧ください。そして、日本にいる全ての介護従事者の方で、大麻合法化が必要だと感じている方は一緒に声を上げましょう!


GREEN ZONE JAPAN
医療大麻に関する、科学的エビデンスに基づいた正しい知識を日本に
https://www.greenzonejapan.com/

GREEN ZONE JAPAN Youtube

大麻活動家チェダー Cheddar The Japanese Cannabist
https://www.youtube.com/channel/UCNiGHkuCy7SkY-ocZNT2R7g

麻なび
大麻の情報に特化した総合ポータルサイト
https://asanavi88.com/


CBDの認知症への効能
https://cbdmednews.tokyo/

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