「嫌われる勇気」の感想(パワポ)
ずっと話題になっていた「嫌われる勇気」をやっっと読みました。
正直こういった自己啓発系の本を読んだのは初めてで、これを読む前は「こんなんで何が変わるのか」「宗教のようなものではないのか」と思っていました。
結果的に、「理解し、納得した上で自分が行動すれば変わる」「宗教のようなものというのは間違ってなかった」という結論に至りました。
まぁ、恋愛攻略本も行動すれば変わる、信じるか信じないかはあなた次第、ということですね(読んだことはあるけど確かに実践したことはない。)
はい。ざっくりと概要説明。(ウィキペディア参照)「嫌われる勇気」はアルフレッド・アドラーの「アドラー心理学」を解説したものです。哲学者(哲人)と若者の会話を通して、分かりやすく、読みやすくなっています。
2014年にビジネス書ランキングの年間2位、2015年には1位を獲得しました。また、2015年には韓国でも年間ベストセラー1位となったようです。
私にとってこの本は「人生は、どうしたら幸せになるのか」ということを根本的に問いかけてくれるものでした。
特に私自身がこの本で得に印象に残ったことを紹介します。↓
まず1個目。
「これができれば苦労しないわ!!!!!!!!!!!!」と突っ込みたくなるぐらい承認欲求と世間体と親の期待に翻弄されてきた人生(今でもそう)なので、正直完全に捨てることはできないだろうと思いますが...
(だから本当に自分のやりたいことを全力でできている人ってホントーーーにすごいと思う)
ただ、ユダヤの教え@「自分が自分のために生きないのであれば誰が自分のために生きてくれるのか?」
って読んだ時には「そのとうりだ」と声をだしてしまった(嘘)
でもね、自分のやりたいことをやらないと!と思ったので、私はこれを読んだ次の日に「わたしはいつから営業やらせてくれるんですか?」上司に聞きに行けた。(ありがとう)
2個目。
「これができれば苦労しないわ!!!!!!!!!!!!」と突っ込みたくなるぐらい常に誰かをライバル視してきた人生だったのでもういまさr...................
と思いますが、もうまさしくそうなんだよねほんとーにそのとおり。
3個目。
上の二つとは違い、これはすんなり腹落ちしたし、思い当たる節がありすぎた。大学4年のゼミではすっごい厳しくて、教授も理不尽だったので、逆にゼミ生の仲間はもちろんライバルだけど(?)とっても絆は深いものになった。まぁこういった経験は部活でもなんでも当てはまると思います。
次に私がこの本を読んで感動したこと。
今まで私にはこんな思考フレームはなかったし、全く新しい考え方になった。それが「原因論否定説」。
過去がこうであったからそのトラウマで私は今行動できないし、今こんな状況なんだ。って考えるのはお門違いだってことです。
アドラーの考えはこう↓
今の自分は過去とは切り離されていて、過去がどうのこうのか関係ない。
まぁ私に置き換えると、いまこの仕事に満足していないのは「就活の時期にこうでこうであーでこーで」って過去のこと文句言ってんじゃねぇーってことですね。
今自分が文句言いたいから、新しく行動するのが面倒くさいから言っているだけ。過去のことは全く関係ない。
未来の自分がこうありたいから、じゃあ私は今何をする?って考えろってこと。
原因があって行動するんじゃなくて、目的に沿って人は行動しているんだよ、目的に沿って行動しなければいけないんだよってこと
過去のせい(トラウマ)のせいにするのではないってことですね。
そしてもうひとつは、「課題の分離」。例えば(たぶん実際に)私がいま下記のこんなことに悩んでいたとします。
この不満は他人の課題と自分の課題に分けないと解決しません。
そして、他人の課題に分類された項目については、自分ではどうしようもないので自分の課題だけに集中せよ。と。
アドラー心理学で大切にしていることは
1.今ここにスポットライトを当てて生きる。
2.他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と現在のみ。
「いまここ」刹那を全力でいきること。そして、その今を生きている自分を好きになることを頑張っていこうかなって思いました。
以上!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?