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『The Third Door 精神的資産の増やし方』読んだら絶対に止まらなくなる1冊

なぜか忘れたけど気になってたから、とりあずメルカリでポチった。

折り目をたくさんつけてしまうほど素晴らしかった。

冒頭はこんな感じで3つのドア(サードドア)について綴られてる。

人生、ビジネス、成功。どれもナイトクラブみたいなものだ。常に3つのドアがある。ファーストドア。99%の人が並ぶ正面入り口。セカンドドア。選ばれた人だけが利用できる入り口。普通に生きていたら、この2つのドアしかないような気分になる。
でも、裏道を駆け抜け、何百回もノックして窓を乗り越え、キッチンをこっそり通り抜けたその先に「サードドア」は必ずある。

ある19歳の医大生が現代を生きる世界的な成功者たちは、どうやってその1歩を踏み出していったのか直接インタビューして聞きたい。
そんなひょんな思いつきからスタートしていく。
インタビューに必要となるお金は、期末テストを投げ出してクイズ番組に参加し、しっかりと手に入れる(日本だと昔やってたクイズミリオネア)
個人的に期末テストを投げ出して挑むあたりがすごい好き。

心が折れる、何とか復活。を何度も繰り返し、傑物たちにインタビューしていくというのが大まかなストーリーになる。ほんとRPGみたいな感じで全米を飛び回ってた。
インタビューした人たちは、ビル・ゲイツ、ウォーレン・バフェット、レディー・ガガ、スピルバーグ、ラリーキング、ウォズニアック、ピットブルなど他にもたくさん。

読み進めるなかで、折り目をつけすぎたので特に気に入ったところを抜粋。

「誰だって生きていれば何かしら経験する。それを面白おかしく語れるかどうかで、違いが生まれるんだよ」

ほんとそれ!って感じ。仕事でもこのスキルはかなり大切だと思う。
笑いが飛び交う商談はだいたいうまくいく。何事もおもしろく語った方が絶対楽しい時間になる。

「いいか、大半の人たちは直線の人生を生きる」と彼は続けた。
「大学に行ってインターンをやり、卒業して会社に入って昇進する。毎年の休暇に備えてお金を貯め、次の出世を目指して働き、そうやって生涯を送る。直線の上を順番にゆっくりと、敷かれたレールの上を生きていくんだ。
でも成功する人間はそんな枠に収まらない。彼らは一足飛びの人生を選ぶ。
直線上を一歩ずつじゃなくて、階段を飛ばして進むんだ。
 みんな言うだろ。まずは『下積み』をして数年は経験をつまなきゃ、独立したって欲しいものなんか手に入らないよ、とかさ。世間はそんな嘘を俺らに植え付けるんだ。1、2、3と手順を踏まないと夢なんて達成できないって。そんなのおかしい。一足飛びの人生を選んだっていいんだ。それを決めるのは、自分自身さ」

人それぞれ成功の定義は違えど確かになぁ、と思わされる会話だった。
”成功とは、自分の欲求に優先順位を付けた結果なんだ”これも引用だけど深い。

「事態は良くなっていくということ。悪い事態がさらに悪くなることもあるかもしれないけれど、最終的には良い方向に向かうことが私にはわかる。そう自分に言い聞かせたらいい。『どんなひどい嵐でも、雨はいつか止む』
今の人生がどんなに退屈で先が見えないようでも、必ず変わる。良くなっていく。でも努力はしないとだめ」

追い込まれてしまったら多少なりはダメージは受けるかもしれないけど、
この言葉を思い出すことにする。

他にも書ききれないほどお気に入りがあるけどこの辺で。

本を読んでいる途中で冒険したい欲が溢れてしまい、
勢いで佐渡ヶ島行きのチケットと鹿児島行きのチケット購入。
今からリュック1つでいく冒険が楽しみで仕方ない。
大人の財力でドラクエ同様に装備品だけは整えて行こう。

おわり


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