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安い加湿器は買うな

太平洋側にお住まいの皆さま、いよいよ空気がカラッカラになる季節になりました。

今年は新型コロナウィルス感染拡大防止という意味でも加湿がより注目されているかと思います。

加湿器は年中使うものでもないですから、大手家電メーカーの大仰な加湿器買うまでもなく、1,000円を切るような加湿器で十分!なんてお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、それは認識が甘すぎます。

ためしに価格.comで安い加湿器をチョイスしてみます。

クリップボード1

一時間あたりの加湿量は35mL/hとのことです。

で、6畳和室で室温20℃湿度60%に必要な加湿量を計算してみます。
(詳細な諸条件は下記リンク参照)

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1/10しかカバーできません。1,000円前後のものは気休め程度にしかならない、タンクの小さな加湿器は当然加湿性能も低い、と考えて差し支えないかと思います。

こういった超小型の加湿器などを使ってる人は今どのくらいの湿度なのかも分からずに使っているケースが多いように思えます。

温度や湿度管理はまず数字化するところから。温湿度計を部屋に置くところから始めましょう。

そして加湿器は適切なものを選びましょう。

基本的には部屋の種類や容積に対して、それに見合う加湿量やタンク容量のものをさがせばいいですが、300mL/hを最低ラインと考えた場合、価格の下限は4,000円前後のようです。




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