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2021年12月30日 長南町 多様性の森プロジェクト2日目

荒廃した人工林(杉林)を
多様性溢れる森へ
還していくプロジェクト in 長南町
2日目(2021/12/30 新月4日前)

新月伐採で杉林をパッチ状に間伐していく。(明暗を作り、温度差で風を呼び、空気を通す)

でも開口が空きすぎないよう間伐しすぎに注意する。(光の入れすぎによる乾燥を防ぐ)

雑木の実生木を傷つけないように、伐倒方向は細心の注意を払って決める。
斜面を歩く時は常に段切りしながら、必要に応じて丸太と杭で蹴上げを作り、落ち葉や炭で養生する。

・・・と、文章にはしますが、自然界は一つとして同じ状況がなく、常に観察して対話しながらでの判断。

この木はこっちに寝かせてあげたいけど、物理的に無理じゃんとか、あー、一本余計に伐っちゃったかなーとか、いろいろやりながら反省と改善の繰り返し。

そんな、一般的にはややこしいとも見られる林業を楽しんで一緒にやってくれる仲間が集まってくれたことは感謝でしかありません。

大変でしたが良い晦日となりました。
ありがとうございました。

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▼雑木の実生木を傷つけないように、抜ける場所を見つけて寝かせる

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▼全く機能してないU字溝
水は、こんなところ通りたくないと言ってるかのように、U字溝の下に水みちを作っていた。

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