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誠実に生き、誠実に占うということ

みなさんこんにちは。先日このようなnote記事を書きました。

非常によく読まれているようで、私のnote記事の中では、将門塚の記事マヤ暦ねたの記事を上回り一番読まれている記事となっています。読んでいただいてありがたい限りです。

そんな記事ですが、梅花心易の鎗田宗准氏のblogで取り上げられているのを発見いたしました。

最近西洋占星術界隈で「風の時代」ねたが流行っている状況を紹介した翌日の記事として、「風の時代到来説」を批判的に見ている例としてあげられています(引用していただいて恐縮ですが、できればリンクも張っていただきたかった)。

鎗田宗准氏の記事の中で、私自身を含めて皆が心がけないといけない重要なことがさりげなく述べられていていたので引用したいと思います。

確かに時代はどんどん変化し、○○の時代と言われる時期は来るでしょう。しかしそれは後の時代で付けられる名前であって、現在を生きている我々が考えることではないと思います。

地の時代でもいいし、風の時代でもいいではありませんか。我々が出来るのは“つねに誠実に生きる事”だけなのですから。

まさに指摘されている通りだと思います。「200年ぶりに新しい時代がやってくる(しかも実は根拠は薄い)」と吹聴してまわることが「誠実」なこととは個人的に思えないし、「現在を生きている我々が考えることではない」というのはまさにその通りだと思います。

鎗田氏は私について「すごく今回の説が嫌い」だと書かれていて、実際その通りなのですが(笑)、私が感じるところでは「風の時代」をさかんに叫んでいる方々は、雑誌の売上部数が伸びることや、blog や SNS の閲覧回数が伸びることを目的にしているようにしか見えないのです。

目立つためによりセンセーショナルなことを叫んでみたり、大風呂敷を広げてみたりするところを見聞きすると「この人たちはどれだけ誠実な生き方をしているのか」というところを疑わざるを得ません。そしてこのような言説を見るにつれて「あの有名な〇〇先生も流されちゃってるのかー(ため息)」と、眉唾どころか眉をしっとりと濡らしつつウンザリしながら見ているというのが正直なところです。

こんなことを言う私がどれだけ誠実なのかという問題もありますが、心の中の問題はさておき、占術のテクニカルなところの齟齬や不備は指摘しておかねばという謎の使命感を感じて書いたのが例のnote記事でありました。

占いやオカルトの分野ですから、ある程度やんちゃな事を言うのはスパイス的にアリだとは思いますが、最終的に読者や受け取り手の方にとって何らかのプラスになるようなことを発信していきたいと思っています。そうすることが「誠実に生きる」ための一つの方法であるでしょうし、継続していくことでそれが「誠実な仕事(鑑定)」につながっていくと信じています。

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